ハチクイ
ハチクイ | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハチクイ | |||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Merops ornatus Latham, 1801 | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Rainbow Bee-eater |
ハチクイ(蜂食、学名:Merops philippinus)は、ブッポウソウ目ハチクイ科に分類される鳥。
分布
[編集]オーストラリアで繁殖する。オーストラリア北部では留鳥として周年見ることができる。南部で繁殖したものは冬期は北部に渡り、ニューギニア、セレベス等まで飛来する。
日本では、1904年に沖縄県宮古島で採集された記録があるだけの迷鳥である[1]。
形態
[編集]体長約26cm。頭上、上背、胸等はやや褐色味のある緑色で、下背、腰、尾羽はコバルト色の美しい鳥である。雌雄ほぼ同色。過眼線は黒色。尾は角型で、中央の2枚の羽が長く伸びて先が尖っている。
生態
[編集]開けた場所を好む。飛翔してハチ等の昆虫を捕食することが和名の由来である。地上でアリを食べることもある。鳴き声は、「ピルッ」、「ピッ」という短い声。
ハチを捕食する場合は毒針を抜いてから食べる。また、ハチの毒に対する免疫を持っているため、ハチに刺されても死ぬ事は無い。
脚注
[編集]- ^ 沖縄県野鳥研究会編 『改訂 沖縄県の野鳥』、有限会社沖縄出版、1993年、267頁、ISBN 4-900668-32-X。