八戸ニュータウン
東白山台 | |
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北緯40度28分59.13秒 東経141度27分44.2秒 / 北緯40.4830917度 東経141.462278度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 八戸市 |
人口 | |
• 合計 | 3,080人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | 039-1111 |
市外局番 | 0178[2] |
ナンバープレート | 八戸 |
西白山台 | |
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北緯40度28分40.32秒 東経141度27分8.98秒 / 北緯40.4778667度 東経141.4524944度 | |
人口 | |
• 合計 | 3,855人 |
郵便番号 | 039-1113 |
南白山台 | |
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北緯40度28分52.96秒 東経141度27分40.49秒 / 北緯40.4813778度 東経141.4612472度 | |
人口 | |
• 合計 | 1,985人 |
郵便番号 | 039-1112 |
北白山台 | |
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北緯40度29分20.75秒 東経141度27分57.03秒 / 北緯40.4890972度 東経141.4658417度 | |
人口 | |
• 合計 | 1,397人 |
郵便番号 | 039-1114 |
八戸ニュータウン(はちのへニュータウン)は、青森県八戸市にあるニュータウンの一つ。地域振興整備公団(現:独立行政法人都市再生機構<UR都市機構>)が整備した新興住宅地である。
概要
[編集]八戸市役所から、南西に3.5kmの高台に位置し[3]馬淵川右岸の標高90m~130m程度の丘陵地帯にある。1982年に建設が着工し330haが開発された。2017年4月現在、3,938世帯、10,317人が居住している。
八戸ニュータウンは、北に根城、東に沢里、南に飛び地で根城の小字の笹子、飛び地の田面木、西に坂牛、田面木、八幡が面している。鉄道の駅は無いが、北西4kmに東日本旅客鉄道(JR東日本)・青い森鉄道八戸駅がある。幹線道路は 八戸自動車道八戸インターチェンジ、 青森県道29号八戸環状線。市道3・3・10街路(通称けやき通り:根城6丁目から八戸ニュータウンへ向かう4車線道路)、市道3・4・10街路(通称ニュータウン南通り:田面木小学校から八戸ニュータウンへ向かう2車線道路)などに面している。
1992年から八戸市営バスがニュータウンと運行を開始し、後に南部バスが市内路線を新設した。また、八戸インターチェンジには東北自動車道を経由して仙台・東京方面へ向かう高速バス路線の停留所が設置されている。
2002年に住居表示が実施され、北白山台(1丁目から4丁目)、東白山台(1丁目から4丁目)、南白山台(1丁目から3丁目)の西白山台(1丁目から6丁目)の4町に分けられている。それ以前はそれぞれ根城、沢里、坂牛、田面木の一部に含まれていた。
北白山台は、ニュータウン北部の地域で、2017年現在583世帯、1,397人が居住している。八戸インターチェンジへ接続する道路が地区の中央を南北に通り、その北西に商業業務地区の八戸流通センターがある。総面積は207,103m²で46社が立地し、約1,000人の労働者が就労している。[4] 地区南部にはタウンセンターがあり、ユニバース、ダイソー、サンドラッグ、大戸屋、しまむら、東奥日報社八戸ビル、八戸消防署根城分遣所が立地している。近隣には、2haの面積を持つ地区公園の長者森公園が隣接しているほか、地区南西には白山台公園が設置されている。公園面積は16.7haで、ニュータウン内で最も大きい地区公園である。
東白山台は、ニュータウン東部の地域で2017年現在1,195世帯、3,080人が居住している。 1995年に、八戸市内で当時としては、最も新しい小学校である八戸市立白山台小学校が開校した。2017年までは市内最大規模の小学校であったが、八戸市立西白山台小学校の分離・新設により、生徒数は半減した。 1998年には、地内北東の東白山台一丁目にリゾート施設の厚生年金休暇センターウェルサンピア八戸(現グランドサンピア八戸)が開設された。敷地面積は17.6ha。延べ床面積15,000m2。鉄筋コンクリート地上9階、地下1階の構造で、ホテル、温泉、結婚式場、テニスコート、ゴルフ練習場などがあり、市街地に立地する利便性から市民に親しまれている。年金健康保険・福祉施設整理機構によると、2002年から2007年までの平均利用者数は、年間約50万人で、約5000万円程度の黒字を計上している[5]。 また、TSUTAYA白山台店やホーマック白山台店がある。
南白山台はニュータウンの南東、八戸自動車道の東側に位置している。当地区には2017年現在794世帯、1,985人が居住している。地内中央には八戸圏域水道企業団事業所と、隣接した白山浄水場があり、八戸地域を含めた周辺自治体の約33万人に水道を供給している。地内には八戸ニュータウン郵便局、ミニストップが営業している。このほか、地内東部に隣接する根城字丹後平では丹後平古墳群が発掘され、7世紀後半から9世紀前半の円墳古墳を中心に70以上が確認され、7,000m2が国史指定されている。
西白山台はニュータウンの南西、八戸自動車道の西側に位置している。当地区には、1,366世帯、3,855人が居住している。地内南部には市営住宅白山台ヒルズ18棟57戸が立地している。地区中央部には2007年に開校した八戸市立白山台中学校が立地している。2008年度の八戸市の報告書[6]によると現在、生徒数は351人、教職員数は26人で11学級をもつ市内で最も新しい中学校で、八戸ニュータウンと南田面木を中心とした学区を形成している。さらに、ニュータウンの人口増加による児童数増加で、白山台小学校が手狭になったため、2017年4月、白山台中学校近くに八戸市立西白山台小学校が開校した。公園施設も充実しており、面積2.0haの地区公園の「とりのき沢公園」や、地区西部には面積6.3haの 都市緑地である「とくらくぼ緑地」があり、ニュータウン開発以前の自然が残っている。
歴史
[編集]- 1978年(昭和53年) 八戸ニュータウン建設の予算採択
- 1982年(昭和57年) ニュータウン建設着工
- 1990年(平成2年) 街開き
- 1990年(平成2年) 八戸市営バス 八戸ニュータウン線運行開始
- 1996年(平成8年) 白山台小学校開校
- 1998年(平成10年) 厚生年金休暇センター(グランドサンピア八戸)がオープン
- 2007年(平成19年) 白山台中学校開校
- 2017年(平成29年) 西白山台小学校開校
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)4月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
東白山台
[編集]丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
東白山台二丁目 | 341世帯 | 834人 |
東白山台三丁目 | 452世帯 | 1,095人 |
東白山台四丁目 | 402世帯 | 1,151人 |
計 | 1,195世帯 | 3,080人 |
西白山台
[編集]丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
西白山台一丁目 | 260世帯 | 611人 |
西白山台二丁目 | 181世帯 | 570人 |
西白山台三丁目 | 357世帯 | 976人 |
西白山台四丁目 | 266世帯 | 812人 |
西白山台五丁目 | 192世帯 | 586人 |
西白山台六丁目 | 110世帯 | 300人 |
計 | 1,366世帯 | 3,855人 |
南白山台
[編集]丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
南白山台一丁目 | 205世帯 | 500人 |
南白山台二丁目 | 284世帯 | 696人 |
南白山台三丁目 | 305世帯 | 789人 |
計 | 794世帯 | 1,985人 |
北白山台
[編集]丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
北白山台一丁目 | 172世帯 | 422人 |
北白山台二丁目 | 1世帯 | 3人 |
北白山台三丁目 | 164世帯 | 340人 |
北白山台四丁目 | 246世帯 | 632人 |
計 | 583世帯 | 1,397人 |
教育
[編集]- 八戸市立白山台小学校
- 八戸市立西白山台小学校
- 2017年(平成29年) 八戸市西白山台に開校。八戸市立白山台小学校から分離。
- 八戸市立白山台中学校
施設
[編集]福祉
[編集]
開発データ
[編集]- 開発目的
産業・物流機能の導入、公共支援施設の立地誘導により新たな雇用の場の創出、所得の増加、地域産業の高度化、物流の効率化に貢献
- 開発面積・約330ha
- 計画人口・約15,000人
- 事業期間・1982年(昭和57年)からおおむね21箇年
- 概算事業費・約710億円
- 土地利用計画
- 住宅用地/約140ha
- 流通業務用地/約20ha
- 誘致施設用地/約20ha
- 公益施設等用地/約60ha
- 道路/約50ha
- 河川/約10ha
- 公園・緑地/約30ha
出典
[編集]- ^ a b c d e 八戸市 (2017年4月30日). “八戸市人口データ(平成29年度)”. 八戸市. 2017年6月1日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 八戸市役所から八戸市立白山台小学校までの直線距離
- ^ 八戸流通センター
- ^ 独立行政法人年金健康保険・福祉施設整理機構 青森厚生年金休暇センター
- ^ 市立小・中学校の適正配置について 八戸市HP #平成20年度の小・中学校の学級数
- ^ “特養職員が入所者虐待/八戸市、東幸会に改善命令|行政・政治|青森ニュース|Web東奥” (日本語). Web東奥 2024年8月29日閲覧。
- ^ “改善勧告後にも虐待行為 八戸市の社会福祉法人に改善命令 | ABAニュース”. www.aba-net.com. 2024年8月29日閲覧。
- ^ “八戸の特養で虐待行為 市が改善命令の行政処分”. デーリー東北デジタル (2024年8月21日). 2024年8月29日閲覧。
- ^ 八戸ニュータウン
- ^ 八戸新都市開発整備事業の再評価調書