日要
日要(にちよう、1436年11月3日(永享8年9月16日) - 1514年12月12日(永正11年11月16日))は、室町時代中期から後期にかけての富士門流の僧。日向国の出身。三河阿闍梨と称する。
安房国保田妙本寺第11世。三度天奏し綸旨を賜る。多数の著作を残した。数多くの功績等から保田妙本寺の中興と仰がれている。
永享8年9月16日(1436年11月3日)- 日向国細島にて出生。寛正4年9月7日、小泉久遠寺で八品派・日隆の『四帖抄』の第三・第四を書写。永正11年11月16日(1514年12月12日)、下沢・妙勝寺にて示寂。
著述
[編集]- 宗祖遺文注釈書
- 法華本門開目抄聞書(『興風叢書2』収録 興風談所刊)
- 一代大意抄見聞(『興風叢書3』収録 興風談所刊)
- 四信五品抄草案私(『興風叢書3』収録 興風談所刊)
- 法華本門本尊問答抄聞書(『興風叢書3』収録 興風談所刊)
- 当体義抄聞書
- 治病抄聞書
- 法華取要抄聞書
- 三大秘法抄聞書
- 新池抄聞書
- 立正安国論見聞
- 顕仏未来記聞書
- その他
- 富山一流草案
- 富士門流口決草案
- 日要愚案
- 御本尊色心相承
- 富士山所立抄 等多数