高見山
高見山 | |
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西北西から望む 東吉野村の平野地区から | |
標高 | 1,248.9 m |
所在地 | 奈良県吉野郡東吉野村・ 三重県松阪市 |
位置 | 北緯34度25分43秒 東経136度05分19秒 / 北緯34.42861度 東経136.08861度座標: 北緯34度25分43秒 東経136度05分19秒 / 北緯34.42861度 東経136.08861度 |
山系 | 高見山地・台高山脈 |
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プロジェクト 山 |
高見山(たかみさん、たかみやま)は、奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)との境界にある山。台高山脈の北端に位置する[1]。標高は1,248.9m[2]。
地理
[編集]奈良県側の紀ノ川支流の高見川(平野川・杉谷川)と、三重県側の櫛田川の源頭になる。また、この山付近を中央構造線が通っている。昔は高角山、高水山などと呼ばれた。また西側の木津峠から見ると円錐形をしており「関西のマッターホルン」の異名を持つ[1]。
山頂にはブナ林があり冬季は霧氷が見られる[1]。山頂には高角神社と避難所を兼ねた展望台がある[1]。
高見峠(大峠)の高見山大峠駐車場から最短ルートがあり、奈良・三重県境に沿ってジグザグの登山道が設けられている[1][2]。西の小峠へのルートには、笛吹岩やゆるぎ岩など名前の付けられた露岩が点在する[1]。
歴史
[編集]神武天皇東征の際、櫛田川から大和へと入ったとする説があり、山頂にはここに上って四方を見たと謂われる「国見岩」や、道案内を務めた八咫烏を祀る高角神社がある。「我妹子を いざ見の山も高みかも 大和の見えぬ 国遠みかも」と万葉集に歌われた、「いざ見の山」がこの高見山ではないかと言われている。
備考
[編集]角界では高砂部屋の伝統的な四股名であり、明治以来5人の力士が高見山を名乗っているが、この山に由来するものではなく、偶然の一致[3]である。
関連画像
[編集]- 西から
- 西からの山容と国道166号線
- 1月の山頂
- 山頂の高角神社
- 高角神社
- 樹齢700年以上の高見杉
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 歩く・なら: 贅沢な眺望が楽しめる、近畿のマッターホルン・高見山 - 奈良県観光局