鬼瀬駅
鬼瀬駅 | |
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ホーム(2008年11月) | |
おにがせ Onigase | |
◄小野屋 (5.0 km) (3.1 km) 向之原► | |
所在地 | 大分県由布市挾間町鬼瀬[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■久大本線 |
キロ程 | 124.6 km(久留米起点) |
電報略号 | オセ←ヲセ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 17人/日(降車客含まず) -2015年- |
乗降人員 -統計年度- | 36人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)10月30日[2] |
備考 | 無人駅[2] |
鬼瀬駅(おにがせえき)は、大分県由布市挾間町鬼瀬にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)10月30日:大湯鉄道の大分市駅(大分駅北東に隣接)- 小野屋駅間の開通に伴い、開業[2]。
- 1922年(大正11年)12月1日:大湯鉄道国有化に伴い廃止[2]。
- 1925年(大正14年)2月3日:再開業[2][3]。
- 1927年(昭和2年)7月25日:貨物の取り扱いを開始[4]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[4]。
- 1971年(昭和46年)2月10日:荷物扱い廃止[4]。無人駅となる[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。かつてあった駅舎は撤去され、ホームに簡素な上屋付きベンチがあるのみである[1]。
1971年(昭和46年)2月10日から無人駅になった[2]。
利用状況
[編集]1965年(昭和40年)度には乗車人員が160,077人(定期外:24,029人、定期:136,048人)、降車人員が159,145人で、手荷物(発送:75個、到着:41個)や小荷物(発送:148個、到着:88個)も取り扱っていた[6]。
2015年(平成27年)度の乗車人員は6,393人(定期外:964人、定期:5,429人)、降車人員は6,748人である[7]。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
年度 | 年間 乗車人員 | 定期外 乗車人員 | 定期 乗車人員 | 一日平均 乗車人員* | 年間 降車人員 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1965年(昭和40年) | 160,077 | 24,029 | 136,048 | - | 159,145 | [6] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成2年) | 11,376 | 1,627 | 9,749 | - | 11,551 | [8] |
1991年(平成3年) | 20,004 | 6,143 | 13,861 | - | 17,513 | [9] |
1992年(平成4年) | 17,412 | 3,607 | 13,805 | - | 19,921 | [10] |
1993年(平成5年) | 15,659 | 3,218 | 12,441 | - | 16,829 | [11] |
1994年(平成6年) | 14,629 | 3,313 | 11,316 | - | 15,436 | [12] |
1995年(平成7年) | 12,533 | 2,321 | 10,212 | - | 13,855 | [13] |
1996年(平成8年) | 13,517 | 3,813 | 9,704 | - | 13,569 | [14] |
1997年(平成9年) | 14,829 | 4,741 | 10,088 | - | 13,467 | [15] |
1998年(平成10年) | 14,109 | 4,619 | 9,490 | - | 13,672 | [16] |
1999年(平成11年) | 12,254 | 3,473 | 8,781 | - | 12,999 | [17] |
2000年(平成12年) | 9,663 | 2,301 | 7,362 | 27 | 10,628 | [18] |
2001年(平成13年) | 7,966 | 2,307 | 5,659 | 22 | 8,363 | [19] |
2002年(平成14年) | 8,741 | 2,236 | 6,505 | 24 | 9,076 | [20] |
2003年(平成15年) | 9,822 | 2,260 | 7,562 | 27 | 10,150 | [21] |
2004年(平成16年) | 9,291 | 2,200 | 7,091 | 26 | 9,831 | [22] |
2005年(平成17年) | 8,779 | 2,111 | 6,668 | 24 | 9,241 | [23] |
2006年(平成18年) | 8,790 | 2,040 | 6,750 | 24 | 9,656 | [24] |
2007年(平成19年) | 9,178 | 1,737 | 7,441 | 25 | 9,682 | [25] |
2008年(平成20年) | 8,270 | 1,395 | 6,875 | 23 | 8,589 | [26] |
2009年(平成21年) | 6,825 | 1,478 | 5,347 | 19 | 7,041 | [27][注釈 1] |
2010年(平成22年) | 6,688 | 1,598 | 5,090 | 18 | 7,105 | [29][注釈 1] |
2011年(平成23年) | 6,680 | 1,374 | 5,306 | 18 | 7,084 | [30][注釈 1] |
2012年(平成24年) | 6,924 | 1,113 | 5,811 | 19 | 7,271 | [31][注釈 1] |
2013年(平成25年) | 5,154 | 982 | 4,172 | 14 | 5,476 | [32][注釈 1] |
2014年(平成26年) | 6,056 | 1,070 | 4,986 | 17 | 6,271 | [33][34][注釈 1] |
2015年(平成27年) | 6,393 | 964 | 5,429 | 17 | 6,748 | [7][35][注釈 1] |
- * 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
駅周辺
[編集]- 大将軍神社 - 牛馬の神様として信仰され、春の大祭時には多数の参拝者が集まる[2]。当駅が国有化後に廃止された際には、氏子惣代が鉄道大臣に働きかけるなど復活運動で重要な役割を果たした[2]。
- 高長谷山
- 慶福寺
- 大分川
- 九州電力篠原水力発電所・篠原ダム
- 国道210号
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、22頁。
- ^ a b c d e f g h i 挾間町誌編集委員会 『挾間町誌』 挾間町誌刊行会、1984年10月。
- ^ 「鉄道省告示第五號」『官報』第3724号、内閣印刷局、472頁、1925年1月23日 。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、742頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
- ^ a b “平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年5月22日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年3月4日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分市統計書 53.JR各駅別乗車人員”. 大分市総務部総務課 (2016年3月29日). 2017年4月8日閲覧。
- ^ “平成28年版 大分市統計書 53.JR各駅別乗車人員”. 大分市総務部総務課 (2017年3月29日). 2017年4月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 鬼瀬駅(駅情報) - 九州旅客鉄道