1976年全米オープン (テニス)
1976年 全米オープン(1976ねんぜんべいオープン、US Open 1976 )は、アメリカ・ニューヨーク市クイーンズ区フォレストヒルズにある「ウエストサイド・テニスクラブ」にて、1976年9月1日から12日にかけて開催された。
大会の流れ
[編集]- 男子シングルスは「128名」の選手による通常の7回戦制で行われた。シード選手は16名。
- 女子シングルスは「96名」の選手による7回戦制で行われ、32名の選手は「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。シード選手は16名。シード選手でも、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人がいる。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- コートのサーフェス(表面)は、クレーコート(緑土、グリーンクレー、アメリカンクレー)で実施された。
シード選手
[編集]男子シングルス
[編集]- ジミー・コナーズ (優勝、2年ぶり2度目)
- ビョルン・ボルグ (準優勝)
- ギリェルモ・ビラス (ベスト4)
- アドリアーノ・パナッタ (2回戦)
- イリ・ナスターゼ (ベスト4)
- マニュエル・オランテス (ベスト8)
- アーサー・アッシュ (2回戦)
- ラウル・ラミレス (2回戦)
- エディ・ディッブス (ベスト8)
- ハロルド・ソロモン (1回戦)
- ロスコー・タナー (4回戦)
- スタン・スミス (4回戦)
- コラド・バラツッティ (2回戦)
- ヴォイチェフ・フィバク (1回戦)
- ブライアン・ゴットフリート (4回戦)
- ビタス・ゲルレイティス (4回戦)
女子シングルス
[編集]- クリス・エバート (優勝、大会2連覇)
- イボンヌ・グーラゴング・コーリー (準優勝)
- マルチナ・ナブラチロワ (1回戦)
- バージニア・ウェード (2回戦)
- ナンシー・リッチー (2回戦)
- ロージー・カザルス (ベスト8)
- ケリー・レイド (2回戦)
- オルガ・モロゾワ (3回戦)
- スー・バーカー (4回戦)
- ダイアン・フロムホルツ (ベスト4)
- モナ・ゲラント (1回戦)
- フランソワーズ・デュール (4回戦)
- ナターシャ・クミレワ (ベスト8)
- キャリー・メイヤー (1回戦)
- テリー・ホラデイ (4回戦)
- ベティ・ストーブ (1回戦)
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]準々決勝
- ジミー・コナーズ vs. ヤン・コデシュ 7-5, 6-3, 6-1
- ギリェルモ・ビラス vs. エディ・ディッブス 6-1, 2-6, 7-6, 7-6
- イリ・ナスターゼ vs. ディック・ストックトン 4-6, 6-4, 6-2, 6-3
- ビョルン・ボルグ vs. マニュエル・オランテス 4-6, 6-0, 6-2, 5-7, 6-4
準決勝
女子シングルス
[編集]準々決勝
- クリス・エバート vs. ナターシャ・クミレワ 6-1, 6-2
- ミマ・ヤウソベッツ vs. バージニア・ルジッチ 6-2, 6-1
- ダイアン・フロムホルツ vs. ゼンダ・リース 6-1, 6-3
- イボンヌ・グーラゴング・コーリー vs. ロージー・カザルス 6-1, 6-2
準決勝
- クリス・エバート vs. ミマ・ヤウソベッツ 6-3, 6-1
- イボンヌ・グーラゴング・コーリー vs. ダイアン・フロムホルツ 7-6, 6-0
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス: ジミー・コナーズ vs. ビョルン・ボルグ 6-4, 3-6, 7-6, 6-4
- 女子シングルス: クリス・エバート vs. イボンヌ・グーラゴング・コーリー 6-3, 6-0
- 男子ダブルス: トム・オッカー& マーティー・リーセン vs. ポール・クロンク& クリフ・レッチャー 6-4, 6-4
- 女子ダブルス: リンキー・ボショフ& イラナ・クロス vs. バージニア・ウェード& オルガ・モロゾワ 6-1, 6-4
- 混合ダブルス: フィル・デント& ビリー・ジーン・キング vs. フルー・マクミラン& ベティ・ストーブ 3-6, 6-2, 7-5
外部リンク
[編集]先代 1976年ウィンブルドン選手権 | テニス4大大会 1976年 - 1977年 | 次代 1977年全豪オープン (1月) |
先代 1975年全米オープン | 全米オープン 1976年 | 次代 1977年全米オープン |