CONTINUE (雑誌)
CONTINUE | |
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愛称・略称 | CNT |
ジャンル | ゲーム / アニメ |
刊行頻度 | 隔月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 950円→1,000円 |
出版社 | 太田出版 |
発行人 | 岡聡 |
編集長 | 林和弘 |
雑誌名コード | (書籍扱いのためなし) |
刊行期間 | 2001年3月 - 2010年2月(Vol.1 - 50) 2018年1月 - (Vol.51 - ) |
ウェブサイト | https://www.ohtabooks.com/continue/ |
『CONTINUE』(コンティニュー)は、太田出版が刊行するゲーム・アニメ雑誌。2001年3月15日に創刊(vol.0)。当初(vol.1 - )は季刊であったが、vol.8(2003年2月15日発刊)からは隔月刊(偶数月発刊)となった。2010年2月発刊のvol.50をもって休刊となったが、2018年1月復刊。判型はA5変形。
概要
[編集]『超クソゲー』『超クソゲー2』のヒットを受けて創刊。そのため、当初はゲーム業界関係者のインタビュー記事などゲームに関する記事やコラムが多数を占めていたが、のちに漫画・アニメ・特撮・音楽の特集なども前面に押し出し、総合サブカルチャー雑誌としての色合いが濃くなった。太田出版ではサブカルチャー誌として既に『Quick Japan』があったが、本誌は出自が『超クソゲー』ということもあり笑えるものにしようという思いがあったとのこと[1]。各特集ではライターによる完全レビュー、スタッフ・関係者への「○万字」「○時間」といったロングインタビュー記事など、濃い内容を掲載した。
Rockstar Gamesの『グランド・セフト・オートIII』にいち早く注目、北米版PlayStation 2でしかプレイできなかった『グランド・セフト・オート・バイスシティ』を「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」の第1位に選出。さらに北米版の発売と同時タイミングで『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』を表紙・巻頭で大々的に特集するなど海外ゲームを積極的に取り上げる一方、『ファミコン大全』『メガドラ大全』などレトロゲームを特集、さらに長らくメディアに登場していなかったゲームフリーク田尻智をロングインタビューするなど、他のゲーム雑誌とは一線を画す独自の編集方針で制作されていた。
またミュージシャンの中村一義と中尾憲太郎が創刊号よりコラムを連載、テレビ神奈川の音楽番組『saku saku』の情報を継続的にフォロー。さらにブレイク前よりPerfumeに注目し、異例の早さで連載を開始するなど、音楽に力を入れた企画も目立った。
編集長の林和弘がWEBマガジン「ぽこぽこ」の運営に従事するため[2]、vol.50(2010年2月発刊)をもって休刊。後継誌として女性向けにリニューアルした奇数月発売隔月刊誌『Otome continue』を2010年7月6日に創刊するも[3]、2011年にVol.6を最後に休刊した[4]。
2017年10月27日に公式ツイッターを開設し、復活に向けた動きを発表[5]。12月7日にプレ復刊号的な位置付けの『CONTINUE SPECIAL』、2018年1月24日に復刊第1号を刊行した[6]。通号数はリセットせず、51号から再スタートとなる。
各号の概要
[編集]この節の一部(2020年以降に関わる部分)は更新が必要とされています。 この節には古い情報が掲載されています。編集の際に新しい情報を記事に反映させてください。反映後、このタグは除去してください。(2023年10月) |
通常号
[編集]号数 | 発行年月 | メイン企画 | 特集 |
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vol.0 | 2001年3月 | 「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」 |
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vol.1 | 2001年6月 | 「ガンダムゲーム大全」 | |
vol.2 | 2001年9月 | 「ジャンプゲーム大全」 |
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vol.3 | 2001年12月 | 「ファミコン大全」 | |
vol.4 | 2002年3月 | 「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」 | |
vol.5 | 2002年6月 | 「アイドルゲーム大全」 | |
vol.6 | 2002年9月 | 「スーパーロボット大全」 | |
vol.7 | 2002年12月 | 「スーファミ大全」 | |
vol.8 | 2003年2月 | 「メガドライブ大全」 |
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vol.9 | 2003年4月 | 「ドラクエvsFF面白いのはどっちだ!?」 |
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vol.10 | 2003年6月 | 「THE SIMPLEシリーズ大全」 | |
vol.11 | 2003年8月 | 「プロレスゲーム大全」 | |
vol.12 | 2003年10月 | 「セガ大全」 | |
vol.13 | 2003年12月 | 「僕たちの好きなファミコン100」 | |
vol.14 | 2004年2月 | 「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」 | |
vol.15 | 2004年4月 | 「ゲームボーイ」 | |
vol.16 | 2004年6月 | 「GTA vice city」 | |
vol.17 | 2004年8月 | 「いまから始めるネットゲーム」 | |
vol.18 | 2004年10月 | 「ガンダムゲーム大全Mark-II」 |
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vol.19 | 2004年12月 | 「GTA:San Andreas」 |
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vol.20 | 2005年2月 | 「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」 |
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vol.21 | 2005年4月 | 「PSP」 | |
vol.22 | 2005年6月 | 「スター・ウォーズと眞鍋かをり」 |
|
vol.23 | 2005年8月 | 「秋葉原」 | |
vol.24 | 2005年10月 | 「スーパーマリオ20周年」 |
|
vol.25 | 2005年12月 | 「Xbox 360」 |
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vol.26 | 2006年2月 | 「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」 |
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vol.27 | 2006年4月 | 「交響詩篇エウレカセブン」 |
|
vol.28 | 2006年6月 | 「ゲームセンターCX」 |
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vol.29 | 2006年8月 | 「ゲド戦記」 |
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vol.30 | 2006年10月 | 「働きマン」 |
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vol.31 | 2006年12月 | 「ぼくとわたしのポケットモンスター」 |
|
vol.32 | 2007年2月 | 「デトロイト・メタル・シティ」 |
|
vol.33 | 2007年4月 | 「コードギアス 反逆のルルーシュ」 |
|
vol.34 | 2007年6月 | 「仮面ライダー電王」 |
|
vol.35 | 2007年8月 | 「エヴァンゲリオン」 |
|
vol.36 | 2007年10月 | 「有野課長(株式会社ゲームセンターCX興行)」 |
|
vol.37 | 2007年12月 | 「もやしもん」 |
|
vol.38 | 2008年2月 | 「saku saku(白井ヴィンセント+中村優)」 |
|
vol.39 | 2008年4月 | 「Perfume」 | |
vol.40 | 2008年6月 | 「マクロスF」 | |
vol.41 | 2008年8月 | 「崖の上のポニョ」 |
|
vol.42 | 2008年10月 | 「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」 | |
vol.43 | 2008年12月 | 「ゆうきまさみクロニクル」 | |
vol.44 | 2009年2月 | 「ヤッターマン」 | |
vol.45 | 2009年4月 | 「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」 |
|
vol.46 | 2009年6月 | 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 |
|
vol.47 | 2009年8月 | 「侍戦隊シンケンジャー」 | |
vol.48 | 2009年10月 | 「劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜」 |
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vol.49 | 2009年12月 | 「ラブプラス」 |
|
vol.50 | 2010年2月 | 「鶴巻和哉」 |
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復刊 | |||
vol.51 | 2018年1月 | 「DEVILMAN crybaby」 | |
vol.52 | 2018年3月 | 「プレイステーションの時代」 |
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vol.53 | 2018年5月 | 「新幹線変形ロボ シンカリオン」 |
|
vol.54 | 2018年7月 | 「ダーリン・イン・ザ・フランキス」 |
|
vol.55 | 2018年9月 | 「フリクリ」 |
|
vol.56 | 2018年11月 | 「『ラブライブ!』シリーズ、その世界。」 |
|
Vol.57 | 2019年1月 | 「『ラブライブ!』シリーズと劇場版」 |
|
Vol.58 | 2019年3月 | 「『ラブライブ!』シリーズと、その音楽。」 | |
Vol.59 | 2019年5月 | 「NINTENDO64が変えたもの。」 |
|
Vol.60 | 2019年7月 | 「超キャラゲー」 |
|
Vol.61 | 2019年9月 | 「蒼井翔太」 |
|
Vol.62 | 2019年11月 | 「TRIGGER」 |
|
Vol.63 | 2020年1月 | 「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」 |
|
Vol.64 | 2020年3月 | 「ゾンビランドサガ」 |
スペシャル
[編集]号数 | 発行年月 | メイン企画 | 特集 |
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CNT SP | 2005年6月 | 「ハチミツとクローバー」 | |
CNT SP | 2007年5月 | 「のだめカンタービレ」 | |
CNT SP | 2017年12月 | 「ガールズ&パンツァー」 |
|
CNT SP | 2018年6月 | 「ゲームセンターCX」 | |
CNT 別冊 | 2019年12月 | 「新幹線変形ロボ シンカリオン」(アニメ) | |
CNT SP | 2020年3月 | 「PCエンジン」 |
連載コーナー
[編集]- CNT NEWS
- CNT EXPRESS
- ストロボライト - 青山景
- CNT JAPAN
- アーリーゲームコミック列伝 - 大西祥平
- Rockstar Satellites
- 洋ゲー超特急 カオスがいっぱい! - ポルノ鈴木
- OUR HOBBY LIFE
- 電池以下 - 吉田豪・掟ポルシェ
- SIMPLE SERIES REPORT
- THE KING OF GAMES.
- ゲームの彼岸にて - 石井ぜんじ
- みずいろブラッド - 横尾有希子
- 編集後記
- がぷ式 - がっぷ獅子丸
- 未来に残すゲームな言葉 - 多根清史
- 坂口探検隊
- DVDの荒野 - 植地毅
- G-1 in my head
- 中尾憲太郎26歳のインドアvsアウトドア - 中尾憲太郎
- ゲームと日本と世界のハナシ
- 脱衣麻雀クロニクル - はいどていく
- はっちゃき16連射 - せきしろ
- ゾルゲの眼 - ゾルゲ市蔵
- カオス通信 確かめようステキなサムシング - ソニー茨城
- CNT REVIEW
- アンダーヘッド - 大塚ギチ
- ゲームやり2002
- 電子ゲーム通信 - 小林栄介
- ボーズのよけいなことしかしゃべらない! - ボーズ
- セガ竹崎の「タイトル未定」 - 竹崎忠
- きのこのいけにえ - 飯田和敏
- セガ竹崎のみんなでマーケティング会議やるぞ! - 竹崎忠
- デザート・ハイ - 水口哲也
- ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ - ブルボン小林
- S.U.D.A. - 須田剛一
- 須城砲の格闘ゴールデン街 - 須田剛一
- スペース杏ベーダー - 南波杏
- ピコピコ少年 - 押切蓮介
- マイ・バック・ページズ - 安彦良和(Vol.54 - Vol.62)
出典
[編集]- ^ “復刊した『CONTINUE』編集長「『ポプテピピック』は『あらびき団』に近いもの感じた」”. BuzzFeed NEWS (2018年2月17日). 2018年2月26日閲覧。
- ^ ”「ゲームセンターあらし」を無料連載、その意図とは? 太田出版の“web連載空間”「ぽこぽこ」に迫る (1/3)”. ITmedia. (2013年5月13日).
- ^ Otome continue創刊!くらもちふさこ、ときメモGS愛語る コミックナタリー 2010年7月6日
- ^ Otome continue 休刊のお知らせ 太田出版公式サイト 2011年5月18日
- ^ 2000年代を代表するサブカル雑誌『CONTINUE(コンティニュー)』が再始動 休刊から7年ぶりに動き ねとらぼ 2017年10月27日
- ^ DEVILMAN crybaby&ポプテピのW表紙、CONTINUEで大特集 ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー 2018年1月14日
外部リンク
[編集]- CONTINUE
- CONTINUE 編集部 (@CONTINUE_mag) - X(旧Twitter)
- 編集部ブログ - 2010年4月更新終了
- Otome continue