ディースリー・パブリッシャー
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場(以下は過去のデータ) |
略称 | D3パブリッシャー、D3P |
本社所在地 | 日本 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目5番2号 KDX鍛冶町ビル3階 北緯35度41分37.8秒 東経139度46分12.7秒 / 北緯35.693833度 東経139.770194度座標: 北緯35度41分37.8秒 東経139度46分12.7秒 / 北緯35.693833度 東経139.770194度 |
設立 | 1992年2月5日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3011001043232 |
事業内容 | 家庭用ゲームソフト及び携帯電話向けゲームコンテンツ等の企画、販売・配信 |
代表者 | 代表取締役社長 今西智明 |
資本金 | 1億円(2024年3月31日現在)[1] |
純利益 |
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総資産 |
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従業員数 | 15人(2024年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社バンダイナムコホールディングス 100% |
外部リンク | www |
株式会社ディースリー・パブリッシャー(英: D3PUBLISHER INC.)[2]は、日本のゲームソフトパブリッシャー。株式会社バンダイナムコホールディングスの完全子会社。コンピュータエンターテインメント協会正会員。
概要
[編集]元はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(レンタルビデオのTSUTAYAを運営)の関連企業であるカルチュア・パブリッシャーズ株式会社のゲーム事業部だったが、親会社のカルチュア・コンビニエンス・クラブの方針でゲーム事業を整理することになった。そこでカルチュア・パブリッシャーズでゲーム事業を担当していた伊藤裕二がゲーム部門をマネジメント・バイアウトする形で株式会社ディースリー・パブリッシャーが事業を授受し、独立した。なお当時の商法の規定では新設会社がマネジメント・バイアウトの受け皿会社になることができなかったため、伊藤の知人が経営していた株式会社インターナショナル・シグナルという不動産管理会社を譲り受け、株式会社ディースリー・パブリッシャーに登記変更して受け皿会社として使用した[3]。
2010年4月1日より親会社であるディースリーおよび系列会社のエンターテイメント・ソフトウェア・パブリッシングと合併し、新ディースリー・パブリッシャーとして再編した。
1,500 - 2,960円の廉価ソフトSIMPLEシリーズを展開していたほか、パチスロソフトやディズニー映画のゲーム化、乙女ゲームなどでフルプライスソフトを多く発売している。
沿革
[編集]- 1992年2月5日 - カルチュア・パブリッシャーズ株式会社がゲーム事業部を設立。
- 1997年10月 - 商号を株式会社インターナショナル・シグナルに変更。
- 1998年10月22日 - SIMPLE1500シリーズ販売開始。
- 1999年
- 6月 - 商号を株式会社ディースリー・パブリッシャーに変更。
- 7月12日 - カルチュア・パブリッシャーズが、株式会社ディースリー・パブリッシャーにゲーム事業部を譲渡。
- 2002年10月 - セガとの合弁で、スリーディー・エイジスを設立[4]。
- 2004年1月 - フィールズ株式会社と資本・業務提携。
- 2006年
- 4月1日 - 株式会社ディースリー・パブリッシャーが、株式会社ディースリーと社名変更の上持株会社となり、事業部門は同日新たに設立された株式会社ディースリー・パブリッシャーに移管された。
- 8月、エンターテイメント・ソフトウェア・パブリッシング(ESP)の全株式を取得。
- 2009年
- 2月12日 - 株式会社バンダイナムコゲームスがディースリーへ完全子会社化を目的とした友好的TOBを実施する事を発表。親会社のフィールズも賛同[5][6]。
- 3月24日 - TOBの結果バンダイナムコゲームスは全株式の95.02%を取得、親会社がバンダイナムコゲームスに異動する。
- 7月24日 - バンダイナムコゲームスの完全子会社となる。
- 2010年4月1日 - ディースリー、エンターテイメント・ソフトウェア・パブリッシングと合併、新ディースリー・パブリッシャーとして再編。同時に親会社がバンダイナムコゲームスからバンダイナムコホールディングスに異動。
- 2018年5月14日 - 本社を東京都渋谷区道玄坂1-9-5の渋谷スクエアAから東京都千代田区神田神保町3-2-3のDaiwa神保町3丁目ビル8階に移転する。
代表的な発売タイトル
[編集]- SIMPLEシリーズ
- 必勝パチンコ★パチスロ攻略シリーズ
- Love Songs アイドルがクラスメ〜ト
- お姉チャンバラ
- オメガラビリンスシリーズ
- 地球防衛軍シリーズ
- ドリームクラブシリーズ
- バレットガールズシリーズ
- ブレイジング・エンジェル
- ダークセクター
- うるるんクエスト恋遊記
- VitaminX
- VitaminZ
- STORM LOVER
- SIGNAL
- IWATOBI PENGUIN ROCKY×HOPPER(1997年) PlayStation
- ハローキティのCube de Cut(1998年) PlayStation
- プルムイ プルムイ(1999年) PlayStation
- alabama ポップでキュートな心理テスト(2000年) PlayStation
- ラスト・エスコートシリーズ
※このほか、海外では『ベン10』や『NARUTO』のゲームを販売している。
企業グループ
[編集]- D3Publisher of America, Inc.(アメリカ現地法人)
- D3Publisher of Europe, Inc.(イギリス現地法人)
- D3DB S.r.l.(イタリア現地法人)
脚注
[編集]- ^ a b c 株式会社ディースリー・パブリッシャー 第33期決算公告、2024年(令和6年)6月14日付「官報」(号外第144号)63頁。
- ^ D3とは「Domain 3」(ドメインスリー)の略称。
- ^ 大陸新秩序・黒川文雄 「ビデオゲームの語り部たち 第33部 低価格の「SIMPLE」シリーズで業界の隙間を突いた,元D3パブリッシャー社長・伊藤裕二氏の生存戦略」『4Gamer.net』 Aetas株式会社、2022年11月30日
- ^ 株式会社セガとの合弁会社設立のお知らせ ディースリー・パブリッシャー 2002年9月30日
- ^ 2009年2月12日 子会社株式の公開買付け応募に関するお知らせ(PDF)
- ^ 2009/02/12 株式会社バンダイナムコゲームスによる株式会社ディースリー株式等に対する公開買付けの開始に関するお知らせ(PDF)
関連項目
[編集]- 週刊少年マガジン2006年34号の「File.90 THE ゲームプロデューサー!の巻」にて西本と後藤・宮本がディースリー・パブリッシャーへ取材に出かける話が掲載され、そこで西本は“裸でサッカースタジアムへ乱入する興奮を体験”するというゲーム「THE 裸で乱入」なるゲームの企画を持ちかけるが、採用されなかった。
- 当時のD3パブリッシャーのゲームプロデューサー・取締役が、架空のSIMPLE2000シリーズ(絶対に売り出せないような内容のゲーム)を作り出してネタにするコーナー企画「SIMPLE2003」の話を聞いていて、「実際に出してはどうか」というハガキを送ったことがある。
外部リンク
[編集]- D3 PUBLISHER INC.
- D3Publisher - YouTubeチャンネル
- D3Pチャンネル - ニコニコチャンネル
- D3 PUBLISHER (@D3_PUBLISHER) - X(旧Twitter)
- D3Pオトメ部 (@D3P_otome) - X(旧Twitter)(乙女ゲームやイベント・グッズなどの情報アカウント)
- D3P WEB SHOP 楽天市場店 (@D3P_webshop) - X(旧Twitter)(公式ウェブショップアカウント)
- ディースリー・パブリッシャー - メディア芸術データベース