LMSコロネーション級蒸気機関車
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LMS コロネーション級蒸気機関車 | |
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6233号機「ダッチェス・オブ・サザーランド」 | |
基本情報 | |
運用者 | LMS、イギリス国鉄 |
設計者 | ウィリアム・スタニア |
製造所 | LMS クルー・ワークス |
製造年 | 1937年 - 1948年 |
製造数 | 38両 |
主要諸元 | |
軸配置 | 4-6-2 |
軌間 | 1,435 mm |
全長 | 22.498 m(流線形) 22.511 m(非流線形) |
全高 | 4.039 m |
機関車重量 | 109.8 t(流線形) 106.9 t(非流線形) |
炭水車重量 | 57.2 t |
先輪径 | 914 mm |
動輪径 | 2,057 mm |
従輪径 | 1,143 mm |
シリンダ数 | 4 |
シリンダ (直径×行程) | 419 mm × 711 mm |
弁装置 | ワルシャート式(第2動輪) ロッキングシャフト(第1動輪) |
ボイラー圧力 | 1.72 MPa |
燃料 | 石炭 |
燃料搭載量 | 10.2 t |
水タンク容量 | 18,000 l |
引張力 | 180 kN |
LMS コロネーション級蒸気機関車(LMS Coronation Class)[注釈 1]は、イギリスのロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)が1938年から導入した急行旅客列車用の蒸気機関車。ロンドンとグラスゴーを結ぶ急行列車用牽引機として、プリンセス・ロイヤル級の拡大・出力増強型として設計された。6234号機「ダッチェス・オブ・アバーコーン」は、イギリスで運用された蒸気機関車の中では最大出力となる2,511hp[注釈 2]を記録している[1]。当初は、ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道(LNER)のA4型などと同様の流線形車体で活躍したが、のちに従来の非流線形に改められた。
ギャラリー
[編集]- コロネーション級のキャブ内部の様子(46235「シティ・オブ・バーミンガム」)
- ウィンズフォード事故 (1948)で損傷後、修理を待つ6251「シティ・オブ・ノッティンガム」
- 1952年のハーロウ&ウィールドストーン鉄道事故で大きく損壊した46242「シティ・オブ・グラスゴー」
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Nock, O.S. (1984). British Locomotives of the 20th Century, Volume 2 1930-1960. Cambridge: Patrick Stephens. ISBN 0-85059-596-7
外部リンク
[編集]- プリンセス・ロイヤル・ロコモーティブ・トラスト - 6233「ダッチェス・オブ・サザーランド」を保存する慈善団体
- バーミンガム科学博物館 - 46235「シティ・オブ・バーミンガム」を保存・展示中