Laputa
Laputa | |
---|---|
別名 | ラピュータ |
出身地 | 日本 愛知県名古屋市[1] |
ジャンル | オルタナティヴ・ロック[2] ゴシック・ロック[2] ポストパンク[2] プログレッシブ・ロック[2] ハードロック(初期)[3] ヘヴィメタル(初期)[3] エレクトロニック・ダンス・ミュージック(後期)[3] デジロック(後期)[4] |
活動期間 | 1993年 - 2004年[1] 2024年 |
レーベル | 東芝EMI 日本クラウン |
事務所 | SHAKING HANDS INC. DUB CORPORATION |
共同作業者 | 大山正篤 |
メンバー | aki(ボーカル) Kouichi(ギター) Junji(ベース) Tomoi(ドラムス) |
旧メンバー | Hiro(ギター) Hideno(ギター) Kusuba(ベース) |
Laputa(ラピュータ)は、日本のヴィジュアル系ロックバンド。「黒夢とともに名古屋ビジュアル・シーン創成期を形成した」といわれる[5][4]。
概要
[編集]バンド名は、アイルランドの作家ジョナサン・スウィフトの小説『ガリヴァー旅行記』に登場する、空想人の島ラピュータにちなんでakiによって名付けられている。ファンクラブ名は2000年まではVOYAGE[6] だったが、4Lへと変わった。ファンの呼称は廃人。
来歴
[編集]1997年以降はオフィシャルサイトのアーカイブを参考に記述した[7]。
- 1992年
- Tomoiは高校時代から、筋肉少女帯、安全地帯、REACTIONなどをはじめ、年間100本以上のライヴにコンサートスタッフとして参加し、機材スタッフとしての経験を積んだ[8]。このイベンターでのコンサートスタッフのアルバイトには、akiも参加していた[9]。
- 同じコンサートスタッフのアルバイトで知り合ったHidenoを中心に、aki、Tomoi、kusubaという高校の同級生3名の計4名でAi SICK FACEを結成する[9]。
- 1993年
- Tomoiによれば、ライヴハウスでSilver-Roseのステージを見たことで自身のプロ意識の欠如を実感し、Ai SICK FACEの解散を決めたという。(ちなみに、その当時Sliver-Roseでギターを弾いていたのは、Kouichiである。)[9]。Laputa結成前からakiとTomoiで曲作りを始める[10]
- 7月、元Ai SICK FACEのaki、Tomoiを中心に結成。
- 8月29日、名古屋MUSIC FARMで開催された2daysイベントで初ライブを行う。Silver-RoseのKAIKIが主催するイベントであり、のちにLaputaに加入するJunjiもAd de Vidarで参加していた[10]。
- 9月4日、名古屋MUSIC FARMにてデモテープ『Saddistの夢』80本を配付。
- 11月13日、名古屋MUSIC FARMのライブでギタリスト・Hidenoが加入。
- 12月20日、デモテープ『奈落の底』発売。
- 12月29日、Hiro脱退。
- 1994年
- 1月20日、年末のライブで脱退したHiroの穴を埋める形でJunjiが加入。
- 5月5日、マキシシングル『私が消える』を発売。初回プレス1000枚は予約完売。
- 5月から、ツアー「Paradoxical Reality TOUR」を開催。
- 7月25日、Hideno(→Merry Go Round)が脱退。その3日後の28日に元Silver-RoseのギタリストKouichiが加入する。
- 1995年
- 1月7日、音楽性の違いなどからKusuba(→Lúcide)が脱退。
- 1月12日、名古屋MUSIC FARMで行われたインフォメーションクラブ会員限定ライブからJunjiがベーシストに転向。Vo,aki・Gu,Kouichi・Ba,Junji・Dr,Tomoiの編成で落ち着く。
- 2月24日、1stフルアルバム『眩〜めまい〜暈』発売。初回プレス5000枚は予約完売。
- 3月から、ツアー「Paradoxical Reality TOUR II act 眩〜めまい〜暈」を開催。
- 9月、活動拠点を名古屋から東京に移すと同時にシェイクハンドと契約。オフィシャルファンクラブ「VOYAGE」を設立する。
- 12月、ツアー「Paradoxical Reality TOUR III」を開催。
- 1996年
- 2月25日、ミニアルバム『眩めく廃人』をシェイクハンドレコードより発売。オリコンインディーズチャート初登場2位を記録する。
- 3月から、ツアー「Paradoxical Reality TOUR IV act 〜眩めく廃人〜」を開催。
- 4月16日、ツアーファイナル公演を渋谷ON AIR WESTで行う。
- 7月7日、ライブビデオ『箱庭』をシェイクハンドレコードより発売。オリコンインディーズビデオチャート初登場1位。
- 8月、ツアー「Paradoxical Reality TOUR V act 〜箱庭〜」を開催。
- 8月10日、下北沢CLUB QUEで行われたFC限定ライブで、メジャーデビューを発表。
- 9月30日、デビューシングル『硝子の肖像』を東芝EMIより発売。
- 10月23日、デビューアルバム『蜉〜かげろう〜蝣』を東芝EMIより発売。それに伴って、「TOUR 蜉〜かげろう〜蝣」を開催。
- 1997年
- 6月8日、東京の新宿アルタ前広場(新宿ステーションスクエア)にてゲリラライブを行って約5000人を動員し、その模様が翌日のスポーツ紙6紙とTV番組で取り上げられる[11]。
- 7月から、ツアー「TOUR 絵〜エマダラ〜斑」を開催。
- 1998年
- 4月から、ツアー「TOUR 麝〜ジャコウ〜香」を開催。
- 1999年
- 8月から、ツアー「1999 TOUR 翔〜カケラ〜裸」を開催。
- 10月23日、香港のロックイベント「Rock'n Roll Circuit In Hong Kong」に参加し、イベントのトリをつとめる[12]。
- 2000年
- 2001年
- 4月から、ツアー「Laputa TOUR 001 Programized Heaven」を開催。
- 2002年
- 7月から、ツアー「Laputa TOUR 002 New Temptation」を開催。
- 2003年
- 5月から、ツアー「Laputa TOUR 003 Sparks Monkey」を開催。
- 2004年
- 9月5日、渋谷公会堂でのライブを最後に11年と1日の活動に終止符を打った。
- 2024年
- 8月28日、日本クラウン在籍時に発売したシングル、アルバム全8作品が各サブスクリプション・サービスで配信解禁され、Junji(ベース)がコメントを発表した[13]。
- 9月28日、DIAMOND HALLにて一夜限りの復活公演「ALL BURST」を開催[14]。
メンバー
[編集]解散時のメンバー
[編集]- aki(アキ、1970年10月10日 - 2023年8月29日) ボーカル・リーダー担当 O型 愛知県出身
- Kouichi(コウイチ、1970年8月3日 - ) ギター担当 O型 三重県出身
- 解散後はEverlasting-K(ソロ名義)、XOVERで活動。元Silver-Rose。
- Junji(ジュンジ、1974年8月9日 - ) ベース担当 A型 愛知県出身
- Tomoi (トモイ、1970年11月17日 - ) ドラム担当 O型 愛知県出身
- 解散後はC4で活動。黒夢の元ローディー。
旧メンバー
[編集]- Hiro(ヒロ) ギター担当
- 1993年12月29日に脱退。脱退後、ALBTROSS加入。
- 現在は会社経営をしながら、JEALOUS WILDで活動している。
- Hideno(ヒデノ、1970年5月24日 - ) ギター担当 AB型 愛知県出身
- 1995年、Merry Go Roundに加入。後に楽器屋を営んでいる。
- Kusuba ベース担当
- 1995年の脱退後にLúcideを結成。2000年にはKraidhearzを結成。後に会社を経営。
特徴
[編集]コンセプト、歌詞
[編集]リーダーのakiは、「ダーク、ハード、メロディアス」をコンセプトとして掲げていた[10]。これは、ステージでは「非現実的な世界観を演じて」いく一方、サウンド面ではハードロック、ヘヴィメタルを志向するということであった[10]。だが、活動を開始した初期の客層は80年代メタルシーンよりも、UKポストパンクシーンをバックボーンにしている人が多く、その点では話が合わなかったこともあるとakiは述べている[16]。
インディーズ時代には、血糊を吐いたり、演劇的な要素をライブに取り入れるなど[17]、ある種ショック・ロックのようなシアトリカルなパフォーマンスを行っていた。ただ、ヴィジュアル面に関しては「肝になる音楽という部分で、僕らの音楽に必要だからメイクをしてる(中略)音にいちばん合うメイクであったり、衣装であったり、ステージングであったり、そういう部分での"役"を見せていきたい」と語っており、あくまで音楽が主だという態度を示した[18]。
インディーズ時代の初期の歌詞では、DEAD ENDやGASTUNKに影響を受けて、難しい漢字[† 1]を使って、その漢字の持つ雰囲気から退廃的でダークな世界観を出そうとしていた、とakiは述べている[18]。当時はボードレールや萩原朔太郎の詩集からもインスパイアされていたが[19]、メジャーデビュー後は日常で使うような言葉を用いて、遠回しに抽象的な内面の世界を表現することに関心が移っていった[19]。「謎めいた答えのないものに対する問いかけ」が共通するテーマになっているとも語っていた[19]。
音楽的特徴
[編集]CD Journalのレビューは初期の音楽性を「エッジの鋭いアグレッシヴ/ダーク・サイケな音楽性とゴシック的なビジュアル[5]」や「ハード・ロック、ヘヴィ・メタルをしっかりと吸収した安定したサウンド[3]」などと評している。音楽評論家の市川哲史は、前期のサウンドを「耽美かつダークなV系サウンド」と表現している[4]。後期のサウンドは「デジタル・ビートの大胆な導入がバンド自体の変容と並行している[3]」と評価されているように、エレクトロニック・ダンス・ミュージックに影響されたデジロックのような音楽性へと変わった[4]。初期から中期にかけてはKouichiがメインの作曲を手がけていたが、後期からはJunjiの作曲が増えている。
受けた影響
[編集]aki
[編集]高校時代にモトリー・クルーを聴いたことで衝撃を受けてLAメタルにはまり、その後はDEAD END、LOUDNESS、44MAGNUM、GASTUNK、REACTIONなどのジャパニーズ・メタルをよく聴いていたという[20]。「コピーをやっていて面白かったのは、REACTION、DEAD END、SNIPER、MARINO、TILT」だったとも述べている[20]。自身のお気に入りのアルバムには、モトリー・クルーの『華麗なる激情』、REACTIONの『INSANE』、DEAD ENDの『DEAD LINE』を挙げている[16]。
Kouichi
[編集]VOW WOW、EARTHSHAKER、ANTHEMなどを高校時代によく聴いたとインタビューで答えており[21]、なかでもVOW WOWは特に好きなバンドだという[22]。また、影響を受けたギタリストはイングヴェイ・マルムスティーン[22][23]と元JUSTY-NASTYの辻剛[22] である。お気に入りのアルバムはイングヴェイ・マルムスティーンの『セブンス・サイン』、LOUDNESSの『DISILLUSION 〜撃剣霊化〜』[† 2]とのこと[24]。
Junji
[編集]デュラン・デュラン[25]、ボン・ジョヴィ[25]、バウハウス[26]、デッド・カン・ダンス[6]、ザ・キュアー[6] などを好きなバンドとしており、ベーシストとして影響を受けたアルバムとして、スティングの『フィールズ・オブ・ゴールド〜ベスト・オブ・スティング1984-1994』、ビョークの『ポスト』、レディオヘッドの『ザ・ベンズ』をあげている[27]。Vicious監修のコンピレーションアルバムでは、2Kの「***k The Millennium」とレディオヘッドの「パラノイド・アンドロイド」をお気に入りの曲として選んでいるほか[28]、あるインタビューでメイヤ、エンヤ、スマッシング・パンプキンズを好きなアーティストとして挙げていた[29]。また、好きなジャンルはダンス・ミュージック[29] とトリップ・ホップとしていた。
Tomoi
[編集]デュラン・デュラン[30]、TOTO[30]、Journey[30]、REACTION[31]を好きなバンドに挙げている。また、高校時代は聖飢魔II、LAメタルなどのコピーをしており[32]、理想のドラマーとしてはDEAD ENDの湊雅史や筋肉少女帯の太田明のようなスタイルと語っていた[33]。
与えた影響
[編集]後続のアーティストに対する影響では、Sadieのギタリスト剣[34]とDIAURAのギタリスト佳衣[35]、DのギタリストRuizaとHIDE-ZOU[36] などがKouichiに対するリスペクトを表明している。特に、HIDE-ZOUはグッズもたくさん持っているほか、「Kouichiさんの機材を参考に買ったことがありました」と述べている[36]。
vistlipのギタリスト海は「バンドをやろうって思ったきっかけ、ヴィジュアル系にのめり込んだきっかけ」として、Laputaの「硝子の肖像」を挙げている[37]。また、C4やBABYMETALで活動するギタリスト大村孝佳も「僕、Laputa大好きなんですよ」と述べ[38]、中学生の頃からLaputaファンだったことを公言している[39]。ナイトメアのYOMIは、高校生の時にバンドでLaputaのコピーをしていた[40]。Laputaメンバーとも交流があるKayaは、「CRUSH!-90’s V-Rock best hit cover songs-」というカヴァーコンピレーションアルバムで「揺れながら…」をカヴァーしている[41][42]。
lynch.のボーカル葉月も、影響を受けたバンドにLaputaを挙げていて、akiの歌唱を評価している。
評価
[編集]元FOOL'S MATEの編集者であるライターの早川洋介は、Laputaを「アグレッションと叙情性の両立を高次元で確立できる数少ないバンド」と評価している[43]。
ライターの加納一美は、彼らの作品は「知的な構築性」から成り立っており、その音楽性は「非常に哀しくも美しく、時に激しさを訴えるメロディ、デュアル・ショックをも体感させる重々しいリズム、天と地を往来する大気を震わせるヴォイス」から出来ていると分析している[44]。
交友関係
[編集]ストーナーロック/ドゥームメタルバンドEternal Elysiumの岡崎幸人はakiの高校の先輩であり[45]、「奈落の底」のデモテープのエンジニアやライブのPAなどを担当したこともあった。
黒夢のベーシストであり、現在はakiのサポートもしている人時は、仲の良いアーティストとしてakiを挙げている[46]。4枚目のソロアルバムを作る際にも、「akiちゃんから“人時くん、ベース・ソロの作品を作らない?”って言われた」ことがきっかけのひとつになったことを語っている[47]。
また、同じ頃に東京に進出してメジャーデビューしたLa'cryma Christiとはバンド間で親交があり、レコーディングスタジオへの行き来などもしていた[48]。当時、SHUSEは対談で「俺は個人的に一緒にシーンを盛り上げていけたらいいかなとは思ってる」と語っていた[48]。
ディスコグラフィ
[編集]デモテープ
[編集]- Saddistの夢(1993年9月4日)
- 奈落の底(1993年12月20日)
シングル
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | JP | 収録アルバム | 備考[† 3] | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Office Laputa | |||||||
インディーズ | 1994年5月5日 | 私が消える | マキシシングル | インディーズ時代の唯一のCDシングル | |||
1994年5月24日(2ndプレス) | OLR-001 | ||||||
東芝EMI | |||||||
1st | 1996年9月30日 | 硝子の肖像 | 8センチCD | TODT-3844 | 34 | 蜉〜かげろう〜蝣 | メジャーデビューシングル |
2nd | 1997年5月28日 | eve〜Last night for you〜 | TODT-3953 | 33 | 絵〜エマダラ〜斑 | ||
3rd | 1997年11月12日 | meet again | TODT-5081 | 20 | 麝〜ジャコウ〜香 | ||
4th | 1998年2月4日 | 揺れながら… | TODT-5118 | 25 | |||
5th | 1998年9月23日 | Feelin' the sky | TODT-5193 | 15 | 翔〜カケラ〜裸 | ||
6th | 1999年1月1日 | Breath | TODT-5239 | 29 | |||
7th | 1999年3月17日 | Chimes | TODT-5276 | 25 | |||
8th | 1999年5月19日 | Virgin cry | TODT-5293 | 23 | |||
日本クラウン | |||||||
9th | 2000年10月25日 | Shape〜in the shape of wing〜 | マキシシングル | CRCP-10003 | 26 | 楽〜ヘブン〜園 | |
10th | 2001年2月21日 | Silent on-looker | CRCP-10012 | 43 | |||
11th | 2002年6月21日 | 深海/Brand-new color | CRCP-10027 | 58 | ラストシングル |
アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
インディーズ1st | 1995年2月24日 | 眩〜めまい〜暈 | SCD-001 | 全9曲
| オリコン66位 |
1998年9月23日 | TOCT-10407(リマスター再発盤) | ||||
インディーズ2nd | 1996年2月25日 | 眩めく廃人 | SHCD-001 | 全5曲
| オリコン58位 |
1998年9月23日 | TOCT-10408(リマスター再発盤) | ||||
1st | 1996年10月23日 | 蜉〜かげろう〜蝣 | TOCT-9686 | 全11曲
| メジャーデビューアルバム。オリコン24位 |
2nd | 1997年6月25日 | 絵〜エマダラ〜斑 | TOCT-9887 | 全11曲
| オリコン24位 |
3rd | 1998年3月18日 | 麝〜ジャコウ〜香 | TOCT-10216 | 全10曲
| オリコン10位 |
4th | 1999年6月9日 | 翔〜カケラ〜裸 | TOCT-24143 | 全10曲
| オリコン10位 |
カップリングベスト | 2000年2月23日 | Laputa coupling collection +xxxk [1996-1999 Singles] | TOCT-24313 | 全10曲
| オリコン43位 |
ベストアルバム | 2000年10月25日 | Laputa 3DISC BEST 〜1995-1999 except Coupling Collection~ | TOCT-24448~50 | 全8+13+11曲 DISC1
DICS2
DICS3
| 東芝EMI在籍時代の音源に加え、インディーズ時代の音源からもセレクトされた3枚組ベストアルバム。オリコン41位 |
5th | 2001年3月16日 | 楽〜ヘブン〜園 | CRCP-40002 | 全11曲
| 日本クラウンに移籍後、初リリースとなるアルバム。オリコン50位 |
1stmini | 2002年3月21日 | glitter | CRCP-40010 | 全6曲
| オリコン66位 |
6th | 2002年7月24日 | 誘〜New Temptation〜惑 | CRCP-40016 | 全12曲
| オリコン50位 |
2ndmini | 2003年4月23日 | Sparks Monkey | CRCP-40033 | 全6曲
| オリコン75位 |
3rdmini | 2004年3月17日 | Material Pleasures | CRCP-40061 | 全6曲
| オリコン89位 |
ベストアルバム | 2004年7月28日 | Best AL+CLIP 2000〜2004 | CRCP-40074 | 全17+7曲 CD
DVD
| 日本クラウン在籍時代の音源を総括したベストアルバム。全7曲のミュージックビデオを収録したDVD付。オリコン89位 |
バンドスコア
[編集]発売日 | タイトル | 出版社 |
---|---|---|
1997年10月30日 | BAND SCORE Laputa(ラピュータ) "蜉〜かげろう〜蝣" | ドレミ楽譜出版社 |
1997年10月30日 | BAND SCORE Laputa(ラピュータ) "絵〜エマダラ〜班" | ドレミ楽譜出版社 |
1998年6月30日 | BAND SCORE Laputa(ラピュータ) "麝〜ジャコウ〜香" | ドレミ楽譜出版社 |
1999年2月20日 | BAND SCORE Laputa(ラピュータ) 眩く廃人 | ドレミ楽譜出版社 |
1999年2月20日 | BAND SCORE Laputa(ラピュータ) 眩〜めまい〜暈 | ドレミ楽譜出版社 |
1999年8月30日 | BAND SCORE Laputa(ラピュータ) "翔〜カケラ〜裸" | ドレミ楽譜出版社 |
VIDEO / DVD
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 1994年9月4日 | Paradoxical Reality | FC限定 | |
2nd | 1996年7月7日 | 箱庭 | TOVF-1288:VHS | TOSHIBA EMI |
3rd | 1997年7月24日 2002年05月16日 2011年11月09日 | MOV(i)E ON DARKNESS | TOVF-1266:VHS TOBF-5130:DVD TOBF-91042:DVD | TOSHIBA EMI |
4th | 1998年3月18日 2002年05月16日 2011年11月09日 | CLIPS OF CRUNCH L∞P | TOVF-1281:VHS TOBF-5131:DVD TOBF-91043:DVD | TOSHIBA EMI |
5th | 1999年6月9日 2002年05月16日 2011年11月09日 | CLIPS OF CRUNCH L∞P II | TOVF-1311:VHS TOBF-5132:DVD TOBF-91044:DVD | TOSHIBA EMI |
6th | 2000年12月6日 2002年04月24日 | CLIPS OF CRUNCH L∞P III | CRVP-10002:VHS CRBP-10005:DVD | 日本クラウン |
7th | 2001年11月21日 2002年04月24日 | Heaven to Perfection〜Tour001 Programized Heaven final mission〜 | CRVP-40030:VHS CRBP-10006:DVD | 日本クラウン |
8th | 2004年12月15日 | Laputa ALL BURST | CRBP-10024:DVD | 日本クラウン オリコン90位 |
タイアップ一覧
[編集]使用年 | 曲名 | タイアップ |
---|---|---|
1997年 | eve〜Last night for you〜 | TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ[49] |
meet again | 読売テレビ・日本テレビ系アニメ『金田一少年の事件簿』オープニングテーマ(第24話 - 第40話)[50] | |
1998年 | 揺れながら… | 日本テレビ系『進ぬ!電波少年』エンディングテーマ[51] |
Feelin' the sky | 代々木アニメーション学院 CMソング | |
Breath | TBS系『ランク王国』1998年12月・1999年1月度オープニングテーマ[52] | |
1999年 | Chimes | 中京テレビ・日本テレビ系ZZZ『ろみひー』エンディングテーマ[53] |
Virgin cry | テレビ埼玉『TV Veep』オープニングテーマ | |
2000年 | Shape〜in the shape of wing〜 | 日本テレビ系『号外!!爆笑大問題』エンディングテーマ[54] |
2001年 | Silent on-looker | テレビ東京系『大調査!! なるほど日本人』エンディングテーマ[55] |
ミュージックビデオ
[編集]監督 | 曲名 |
生西康典/掛川康典 | 「POPular UPrising」 |
井上強 | 「Shape〜in the shape of wing〜」「Silent on-looker」「Sparks Monkey」「meet again」 |
西川智彦 | 「深海」 |
不明 | 「Breath」「Chimes」「Feelin' the sky」「Virgin cry」「WITH the WIND」「eve」「WITH the WIND」「硝子の肖像」「揺れながら…」 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “ラピュータの解説 - SOCKETS人物データベース”. ソケッツ. 2018年9月6日閲覧。
- ^ a b c d “Laputa reviews, music, news”. sputnikmusic. Sputnikmusic.com. 2016年8月14日閲覧。
- ^ a b c d e “ラピュータ”. cdjournal.com. CDジャーナル. 2015年8月7日閲覧。
- ^ a b c d 市川哲史、藤谷千明『すべての道はV系へ通ず。』シンコーミュージック・エンタテイメント、2018年8月26日、366頁。ISBN 978-4-401-64639-5。
- ^ a b “ラピュータ”. cdjournal.com. CDジャーナル. 2015年8月7日閲覧。
- ^ a b c Yusuke Kato「V-SELECTION Rockin' Talk ーアーティストが選んだ、思い出のあの曲ーLa'cryma Christi SHUSE x Junji Laputa」『Vicious』Vol.30、シンコーミュージック・エンタテイメント、1998年9月1日、64-65頁。
- ^ “CRUNCH-LOOP”. crunch-loop.com. Laputa (2003年11月23日). 2003年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月7日閲覧。
- ^ Kano 1999, pp. 85–87.
- ^ a b c Kano 1999, p. 87.
- ^ a b c d Kano 1999, p. 105.
- ^ Kano 1999, p. 92.
- ^ 『FOOL'S MATE Vol.219』、 FOOL’S MATE、2000年、p.39
- ^ “Laputa、日本クラウン時代8作品をサブスク解禁”. BARKS (2024年8月28日). 2024年8月28日閲覧。
- ^ “Laputa ALL BURST”. Laputa ALL BURST. 2024年9月2日閲覧。
- ^ “akiさん急病により死去 52歳 ロックバンドLaputa元ボーカルとして活躍”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年9月1日) 2023年9月1日閲覧。
- ^ a b 早川洋介「血の証明 Roots Bloody Roots」『FOOL’S MATE』Vol.222、FOOL'S MATE、2000年4月1日、98-99頁。
- ^ 加納一美「Laputa 映像の中の真実 Pictorial Reality」『FOOL’S MATE』Vol.214、FOOL'S MATE、1999年8月1日、170-172頁。
- ^ a b 加納一美「aki Laputa 呼応する光と闇」『FOOL’S MATE』Vol.195、FOOL'S MATE、1998年1月1日、177-179頁。
- ^ a b c d 船見佳子「Laputa close up aki」『ultra veat』Vol.25、エムオン・エンタテインメント、1997年12月、68-69頁、ISBN 9784789791045。
- ^ a b Kano 1999, p. 54.
- ^ Kano 1999, p. 62.
- ^ a b c 荒川れいこ「Kouichi (Laputa) & HIRO, KOJI (La'cryma Christi) ニューエイジ・ギタリストによる対談が実現!!」『月刊 ロッキンf』Vol.262、立東社、1997年7月27日、18-24頁。
- ^ Kano 1999, p. 8.
- ^ 八丹博史「メロディアスなフレーズの秘密 Laputa featuring Kouichi」『月刊GiGS』、シンコーミュージック・エンタテイメント、1998年、149-151頁。
- ^ a b Kano 1999, p. 74.
- ^ Kano 1999, p. 76.
- ^ 筧まゆこ「新世代ベーシスト=Junjiの野望」『月刊 ロッキンf』Vol.263、立東社、1997年8月27日、104-106頁。
- ^ “New Release”. lums.universal-music.co.jp. ユニバーサル ミュージックジャパン. 2015年8月7日閲覧。
- ^ a b 『SHOXX Vol. 52』、YUKI SUGIE (インタビュー)、音楽専科社、1997年、p.133
- ^ a b c Kano 1999, p. 83.
- ^ Kano 1999, p. 85.
- ^ Kano 1999, p. 84.
- ^ Kano 1999, p. 88.
- ^ “Sadie 剣のツイート” (2013年5月31日). 2015年8月17日閲覧。
- ^ “【インタビュー】DIAURA、2ndフルアルバム『FOCUS』完成「“常識を疑え”っていうコンセプト自体がこのバンドを表している」”. BARKS (2013年12月2日). 2015年8月17日閲覧。
- ^ a b 『MTPM05 Special Program! SPECIAL TALK BATTLE Everlasting-K x Ruiza & HIDE-ZOU』 5巻、2006年7月、63-67頁。
- ^ “~Road of the 海(vistlip)~”. ロフトプロジェクト. 2018年8月10日閲覧。
- ^ “エクストリーム・テクニック・マイスター 第二回 大村孝佳” (日本語). ヘドバン (シンコーミュージック・エンタテイメント) 5: 145. (2014-11-18).
- ^ “Happy New Year, everybody!!〜(´ε`*)”. 2015年7月18日閲覧。
- ^ 『Revelation[黙示録]photographs and history』 BOOK-2 history、ぴあ、2008年、8頁。ISBN 978-4-8356-1704-6。
- ^ “大ヒットV-ROCKカヴァー・コンピ『CRUSH!』第3弾発売決定!今作限りのスペシャル・コラボも実現”. BARKS (2012年4月24日). 2018年9月9日閲覧。
- ^ “V-ROCKカヴァーコンピの本家! 「CRUSH!-90’s V-Rock best hit cover songs-」第3弾発売大決定!!!! 今作限りのスペシャルコラボも実現!!!!!!”. universal music (2012年4月23日). 2018年9月9日閲覧。
- ^ 早川洋介「Laputa 追い求めた楽園の進化型 ラスト・ミッション、堂々完遂!」『FOOL’S MATE』Vol.241、FOOL'S MATE、2001年11月1日。
- ^ 加納一美「限界から限外へ〜堕ちながら昇る快楽」『FOOL’S MATE』Vol.205、FOOL'S MATE、1998年11月1日、68-70頁。
- ^ “Laputa akiの名古屋ミュージックファーム訪問”. 2016年7月24日閲覧。
- ^ “人時(黒夢)、44歳のバースデーライブをひかえ多彩な音楽遍歴を振り返る”. SPICE (2016年6月22日). 2016年7月15日閲覧。
- ^ “インタビュー【人時】”. 333music.net (2012年10月15日). 2016年7月15日閲覧。
- ^ a b 『FOOL'S MATE Vol.191』、 FOOL’S MATE、1997年、pp.34-35
- ^ “eve”. ORICON NEWS. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “金田一少年の事件簿”. テレビドラマデータベース. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “揺れながら…”. ORICON NEWS. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “Breath”. ORICON NEWS. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “Chimes”. ORICON NEWS. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “Shape~in the shape of wing~”. ORICON NEWS. 2023年10月30日閲覧。
- ^ “Silent on-looker”. ORICON NEWS. 2023年10月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 加納一美『Laputa―from the cradle to the grave 1999 (Fool’s Mate extrax)』FOOL’S MATE〈FOOL’S MATE extrax〉、1999年10月27日。ISBN 4-938716-18-6 。
関連項目
[編集]- Silver-Rose - KouichiがLaputaの前に在籍していたバンド。インディーズシーンでは黒夢と並んで二大巨頭とされていた。
- 横山和俊 - ライブにキーボーディストとして参加。
- 柳延人 - ヘアメイクを担当。
- 大山正篤 - プロデュースを担当。
外部リンク
[編集]- aki OFFICIAL WEB SITE
- C4(Tomoi.Junji) OFFICIAL WEB SITE
- Everlasting-K official web site
- HALATION(Junji) OFFICIAL WEB SITE
- aki (@akiakiakiofficial) - Instagram
- aki (@aki_official) - X(旧Twitter)
- Kouichi (@kou_ichi_83) - X(旧Twitter)
- Junji (@junjixxx) - X(旧Twitter)
- Tomoi (@C4Tomoi) - X(旧Twitter)