WON'T BE LONG
「WON'T BE LONG」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バブルガム・ブラザーズ の シングル | ||||||||
初出アルバム『BORN TO BE FUNKY「ファンキーで行こう!!」』 | ||||||||
B面 | 天国へのパスポート | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 8cmCD 12cmCD(再発盤) | |||||||
ジャンル | ブラックミュージック・R&B | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | EPIC/SONY RECORDS | |||||||
作詞・作曲 | Bro.KORN | |||||||
プロデュース | THE BUBBLE GUM BROTHERS | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
| ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
バブルガム・ブラザーズ シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「WON'T BE LONG」(ウォント・ビー・ロング)は、バブルガム・ブラザーズの楽曲で、10枚目のシングル。
6枚目のアルバム『BORN TO BE FUNKY「ファンキーで行こう!!」』の先行シングルとして、1990年8月22日に発売された。
解説
[編集]「WON'T BE LONG」は、東京都杉並区高円寺出身のBro.KORN(以下KORN)が東京高円寺阿波おどりをモチーフに作った楽曲。ミュージック・ビデオの撮影は高円寺阿波おどりの会場で行われた。
KORN曰く「今まで虐げられてきたけど、お前のために全て頑張ってきたよ」という内容の歌詞で、「お茶の間ファンクやお茶の間ソウル」という親しみやすいメロディが特徴[1]。曲中のかけ声「オリオリオリオー」は、ミュージカル映画『ブルース・ブラザース』の中でキャブ・キャロウェイが歌う「ミニー・ザ・ムーチャ (Minnie the Moocher) 」の「オーリオーリオーリオー」が元になっている[2]。
歌っているのはKORNのみで、Bro.TOM(以下TOM)はレコーディングの段階から一切関わっておらず、音楽番組などで歌う際もTOMは当て振りしか行わなかった。
のちに「レコーディング中、TOMはパチンコに行っていた」とKORNが明かしている[3]。
この曲は1990年8月のbayfmのパワープレイに採用され、『ヒットスタジオR&N』(フジテレビ)のエンディングでも流された。
リリース後しばらく反響はなかったが、1991年3月30日の『オールナイトフジ』最終回スペシャル』(フジテレビ)にKORNがゲスト出演した際、この曲を気に入っていたとんねるずが生放送中に2度曲をかけてくれたところ、フジテレビに曲名を尋ねる質問電話400本が殺到[4]。これをきっかけに、カラオケで歌いやすい曲調もあって大ヒットとなり、1991年12月31日の『第42回NHK紅白歌合戦』には辞退したHOUND DOGに代わり同曲で出場した。1992年1月にはミリオンセラーを突破した(累計販売枚数は170万枚[1])。
再発盤・新録音
[編集]2006年11月29日には「EXILE&倖田來未」がカバーした。これに合わせ[5]、リマスタリングを施し16年3か月ぶりに12cmCDとミュージック・ビデオ収録DVDとの2枚組で再発売された。CDサイドキャップには鈴木雅之からの寄稿文「今から15年前、こんなイカしたファンキーな曲があった。この名曲を知らなきゃ、お話にならない! 鈴木雅之」と記されている。
2009年11月25日リリースの『DA BUBBLEGUM BROTHERS SHOW ☆多力本願☆』には「WON'T BE LONG〜roots〜」が収録され、新規にTOMのパートも収録されている。
収録曲
[編集]全作曲:Bro.KORN 編曲:THE BUBBLE GUM BROTHERS
- WON'T BE LONG
- 作詞:Bro.KORN
- 天国へのパスポート
- 作詞:Bro.Tom
再発盤収録曲
[編集]CD
[編集]- WON'T BE LONG
- WON'T BE LONG (Instrumental)
DVD
[編集]- WON'T BE LONG(Music Clip)
カバー
[編集]EXILE&倖田來未
[編集]「WON'T BE LONG」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EXILE&倖田來未 の シングル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『Black Cherry』『EXILE EVOLUTION』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
規格 | マキシシングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音 | 2006年 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | rhythm zone | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | Bro.KORN | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゴールドディスク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
EXILE&倖田來未 シングル 年表 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
EXILE&倖田來未のシングル「WON'T BE LONG」は、2006年11月22日に発売された。発売元は、rhythm zone。
解説
[編集]同曲のカバーは、2005年4月6日に京都府出身の#18(ジュウハチバン)が「WON'T BE LONG ☆made in pop☆」としてカバーして以降、約1年半ぶり、3組目となる。「CDのみ」「CD+DVD」の2形態での発売。
2006年9月22日より先行配信していたの着うたダウンロード数が発売前にミリオンを突破[7]。
オリコン最高位2位を記録した[8]。
収録曲
[編集]CD
[編集]- WON'T BE LONG [5:14]
- 作詞・作曲: Bro.KORN/編曲:h-wonder
- WON'T BE LONG(Karaoke)
- WON'T BE LONG(Karaoke for Guys)
- WON'T BE LONG(Karaoke for Ladies)
DVD
[編集]※CD+DVDのみ
- WON'T BE LONG(Video Clip)
- WON'T BE LONG(Making)
- CD+DVD初回盤のみ収録。
収録アルバム
[編集]- 2006年12月発売の倖田來未のアルバム『Black Cherry』には、「WON'T BE LONG 〜Black Cherry Version〜」(倖田のソロによる通常のカバー・バージョン)と「WON'T BE LONG 〜Red Cherry Version〜」(原曲と同じトラックのまま、歌詞のみ原曲の男性目線から女性目線に一部改変。こちらは各種初回盤のみ)の2つのバージョンが収録されている。
- 2007年3月発売のEXILEのアルバム『EXILE EVOLUTION』には、「WON'T BE LONG feat. NEVER LAND」として、倖田のパートをTAKAHIROが担当したバージョンが収録されている。
- 2011年3月発売のEXILEのアルバム『願いの塔』の初回盤限定特典で同梱されたカバー・アルバム『EXILE COVER』には、ATSUSHI、TAKAHIROに加えNESMITH、SHOKICHIの4人のボーカルにDJ MAKIDAIによるスクラッチが加わったバージョンが収録されている。
- 2014年8月発売のEXILE TRIBEのアルバム『EXILE TRIBE REVOLUTION』には、TAKAHIRO、NESMITH、SHOKICHIに加え、今市隆二、登坂広臣の5人のボーカルにVERBAL(m-flo)とDOBERMAN INFINITYによるRAPが加わったバージョンが収録されている。
- 2018年2月22日発売のEXILE THE SECONDのシングル「アカシア」のカップリングに収録。
WON'T BE LONG -2019-
[編集]その他のカバー
[編集]- 1992年5月21日発売のRockapellaのカバー・アルバム『One to N.Y』に「WON'T BE LONG」が収録されている。
- 1992年11月25日発売のCRAZY AのEP『PLEASE』に「WON'T BE LONG」のラップバージョンが収録され、Bro.KORNがゲスト参加している。
- 2000年11月22日、エリアンナが「WON'T BE LONG 2001Version」としてカバーした。
- 2005年4月6日、京都府出身の#18(ジュウハチバン)が「WON'T BE LONG ☆made in pop☆」として、ダンスポップにアレンジして発売された[9]。
- 2006年6月16日、ジェフユナイテッド市原・千葉の巻誠一郎の公式応援歌としてVari Variがカバーした「WON'T BE LONG 〜Vari Vari World〜」が携帯・パソコン限定で配信開始された。
- 2007年7月26日にバンダイナムコゲームス『太鼓の達人10』に収録(EXILE&倖田來未バージョン)。
- 『新堂本兄弟』(フジテレビ系)主催の「堂本ブラザーズバンドファーストライブ」でBro.TOMと堂本ブラザーズバンドが「WON'T BE LONG」を披露した。
- 2010年1月14日、ヘリョンが「WON'T BE LONG」の韓国語カバーを発売。
- 2016年5月25日発売の恵比寿★マスカッツ『Sexy Beach Honeymoon』の初回限定盤Bのカップリング曲として「WON'T BE LONG」が収録された。
- 2021年4月2日に韓国の歌手新村タイガーが韓国語カバーをリリース。歌詞中の「東京」は韓国の地名である「新村(シンチョン)」になっている。
その他
[編集]歌詞中の「足りない頭」を変更して歌唱される場合があり、日本テレビの24時間テレビ 「愛は地球を救う」では「錆びた頭」(堺正章歌唱)と歌われた。
脚注
[編集]- ^ a b 結成35周年バブルガム・ブラザーズ「自分の未来を曲の中で描き続け、だから音楽がやめられなくなった」 Yahoo!ニュース(2018年9月1日)
- ^ 「映画『ブルース・ブラザース』日本公開」『昭和40年男 2022年1月号 Vol.71』、クレタパブリッシング、2022年1月、96頁。
- ^ テレビ東京『FUJIWARAのありがたいと思えッ!』2010年3月13日放送回。
- ^ BS朝日『歌っていいだろう』2019年4月3日放送回「ゲスト・バブルガム・ブラザーズ」。
- ^ “バブルガム・ブラザーズ : WON'T BE LONG”. Sony Music Online Japan. ソニー・ミュージックネットワーク. 2008年12月11日閲覧。
- ^ “ゴールド等認定作品一覧 2006年11月”. 日本レコード協会. 2019年2月8日閲覧。
- ^ “EXILE&倖田來未、発売前にミリオン達成”. ライブドアニュース. livedoor (2006年11月21日). 2021年11月7日閲覧。
- ^ “EXILE&倖田來未 1年ぶりに新記録樹立へ!”. ORICON NEWS. オリコン (2006年11月21日). 2021年11月7日閲覧。
- ^ 『WON'T BE LONG』歌詞内の「おまえ」のフレーズが「君だけ」に変えられている。