ブロック・オズワイラー
Brock Osweiler | |||||||||||||
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2012年のオズワイラー | |||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||
ポジション | クォーターバック | ||||||||||||
生年月日 | 1990年11月22日(33歳) | ||||||||||||
出身地 | アメリカ合衆国 アイダホ州コー・ダリーン | ||||||||||||
身長: | 6' 7" =約200.7cm | ||||||||||||
体重: | 240 lb =約108.9kg | ||||||||||||
経歴 | |||||||||||||
大学 | アリゾナ州立大学 | ||||||||||||
NFLドラフト | 2012年 / 2巡目全体57位 | ||||||||||||
初出場年 | 2012年 | ||||||||||||
初出場チーム | デンバー・ブロンコス | ||||||||||||
所属歴 | |||||||||||||
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受賞歴・記録 | |||||||||||||
スーパーボウル制覇(1回) | |||||||||||||
第50回 | |||||||||||||
NFL 通算成績 | |||||||||||||
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Player stats at PFR |
ブロック・オズワイラー(Brock Alan Osweiler , 1990年11月22日 - )は、アメリカ合衆国アイダホ州コー・ダリーン出身の元プロアメリカンフットボール選手。ポジションはクォーターバック(QB)。
経歴
[編集]アリゾナ州立大学
[編集]スタンフォード大学とワシントン州立大学からも奨学金のオファーを受けていたが、アリゾナ州立大学へ進学した。1年次の2009年には6試合に出場し、内1試合に先発出場した。サンデビルズで、レッドシャツ経験なしの1年次選手が先発出場したのは1993年のジェイク・プラマー以来であった。1年次の成績はパス55回中24回成功、249ヤード、2TD、2INTだった。2年次も6試合に出場(先発1試合)し、パス109回中62回成功、797ヤード、5TD、0INTの成績を残した。3年次からは先発QBをつとめ4,036ヤード、26TDでシーズンを終えた。
デンバー・ブロンコス
[編集]2012年のNFLドラフトで、デンバー・ブロンコスから2巡目(全体57位)で指名された[1]。その後ブロンコスと4年契約を結んだ。
2012年第4週のオークランド・レイダース戦でプロ初出場を果たした[2]。第17週のカンザスシティ・チーフス戦では初めてパスを投げ、パス4回中2回成功、12ヤードの成績を残した。
2013年第12週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦では、ペイトリオッツの決勝フィールドゴールの際に、キックをブロックするための要員として出場した[3]。これは、オズワイラーがチームで最も高身長だったためである(201cm)。
2014年第17週のレイダース戦でプロ初タッチダウンをあげた。
2015年第10週のカンザスシティ・チーフス戦で、4INT、レイティング0.0と大乱調だったペイトン・マニングに代わって、途中出場した。翌週のシカゴ・ベアーズ戦で、負傷欠場したマニングに代わってプロ初先発し、パス27回中20回成功、2TD、QBレイティング127.1の成績をあげ、チームを17-15で勝利に導いた[4]。また、その週の週間MVPにも選ばれた[5]。 ベアーズ戦の翌日には、オズワイラーが第11週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦にも先発することが発表された[6]。 第11週はオーバータイムの末、無敗のペイトリオッツを30-24で破った。翌週のサンディエゴ・チャージャーズ戦にも勝利し、初先発から3連勝を果たした。 初黒星は第14週のレイダース戦で、この試合ではカリル・マックに5サックを浴びた。 第15週にマニングが練習に復帰したが、オズワイラーは先発の座にとどまった。しかし、最終週に前半で2INT、1ファンブルを喫し、第3Qからマニングと交代した。その後マニングは27-20でチームを勝利に導き、ブロンコスは第1シードでプレイオフ進出を果たした。 2015年シーズンはパス275回中170回成功、10TD、6INT、QBレイティング86.4の成績をあげた。 プレイオフでマニングに先発の座を譲ったものの、チームはその後スーパーボウルに進み、カロライナ・パンサーズに24-10で勝利し、スーパーボウル王者となった。
ヒューストン・テキサンズ
[編集]2016年3月9日、ヒューストン・テキサンズと4年82億円の契約を結んだ[7]。だが期待に応えられず、一時先発の座をトム・サベージに奪われるなど、精彩を欠いた[8]。
クリーブランド・ブラウンズ
[編集]2017年3月9日、ブラウンズへの移籍が発表された。ブラウンズは同時にテキサンズから2018年のドラフト2位指名権を譲られている[9]。新人QBデショーン・カイザーとの先発争いに敗れ、レギュラーシーズンでプレーすることなく2017年9月1日に解雇[10]。
デンバー・ブロンコス(2度目)
[編集]2017年9月2日、ブロンコスと1年契約を結び、1年ぶりに同チームに復帰した[11]。4試合に先発出場[12]。
マイアミ・ドルフィンズ
[編集]2018年3月23日、ドルフィンズに加入[13]。 怪我をした正QBのライアン・タネヒルの代役として先発出場するなど[14]、7試合に出場した。
現役引退
[編集]2019年シーズンは開幕からどのチームとも契約していないフリーエージェント状態が続いた。10月17日に現役引退を表明した[15]。
脚注
[編集]- ^ “2012 NFL Draft”. NFL.com. 2016年3月13日閲覧。
- ^ “Brock Osweiler”. ESPN.com. 2016年3月13日閲覧。
- ^ Legwold, Jeff (2015年11月27日). “Broncos QB Brock Osweiler can expect the unexpected against Patriots”. ESPN. 2016年3月13日閲覧。
- ^ “ブロンコス連敗ストップ、QBオスウィーラーが上々の先発デビュー”. NFL JAPAN (2015年11月23日). 2016年3月13日閲覧。
- ^ “初先発で活躍のQBオスウィーラーらが週間MVP オフェンス部門”. NFL JAPAN (2015年11月26日). 2016年3月13日閲覧。
- ^ “ブロンコス、ペイトリオッツ戦もオスウィーラーが先発QB”. NFL JAPAN (2015年11月24日). 2016年3月13日閲覧。
- ^ “テキサンズがビッグディール!QBオスウィーラー獲得に成功”. NFL JAPAN (2016年3月10日). 2016年3月13日閲覧。
- ^ “テキサンズ、第16週ベンガルズ戦の先発QBにサベージを指名”. NFL JAPAN (2016年12月20日). 2017年5月7日閲覧。
- ^ Rosenthal, Gregg (March 9, 2017). “Browns acquire Brock Osweiler, 2018 pick from Texans”. NFL.com. 2017年5月7日閲覧。
- ^ “ブラウンズがQBオズワイラーを放出!”. NFL JAPAN (2017年9月2日). 2017年9月5日閲覧。
- ^ “ブロック・オズワイラー、ブロンコスと単年契約で合意”. NFL JAPAN (2017年9月4日). 2017年9月5日閲覧。
- ^ “QBオズワイラーはゲイズHC率いるドルフィンズ入りか”. NFL JAPAN (2018年3月23日). 2018年5月13日閲覧。
- ^ Shook, Nick (March 23, 2018). “Brock Osweiler signs contract with Miami Dolphins”. NFL.com. 2018年5月13日閲覧。
- ^ “ドルフィンズが肩を負傷したQBタネヒルをインアクティブに、オズワイラーが先発へ”. NFL JAPAN (2018年10月15日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ “元ブロンコスQBオズワイラーが7年のキャリアに幕”. NFL JAPAN (2019年10月17日). 2019年10月28日閲覧。