興県
中華人民共和国 山西省 興県 | |
---|---|
興県の位置 | |
簡体字 | 兴县 |
繁体字 | 興縣 |
拼音 | Xīng Xiàn |
カタカナ転写 | シンシェン |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 山西 |
地級市 | 呂梁市 |
行政級別 | 県 |
建置 | 南北朝時代 |
改称 | 1369年 |
面積 | |
総面積 | 3,167 km² |
人口 | |
総人口(2020年) | 18 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0358 |
郵便番号 | 033600 |
行政区画代碼 | 141123 |
公式ウェブサイト: http://www.sxxingxian.gov.cn/ |
興県(こう-けん)は中華人民共和国山西省呂梁市に位置する県。
歴史
[編集]南北朝時代、北斉により設置された蔚汾県を前進とする。隋代になると608年(大業4年)に臨泉県、唐代になると624年(武徳7年)に臨津県、627年(貞観元年)に合河県と改称された。
金末に興州に昇格したが、1369年(洪武2年)に興県に降格し、現在に至る。
行政区画
[編集]- 鎮:蔚汾鎮、魏家灘鎮、瓦塘鎮、康寧鎮、高家村鎮、羅峪口鎮、蔡家会鎮
- 郷:交楼申郷、東会郷、固賢郷、奥家湾郷、蔡家崖郷、孟家坪郷、趙家坪郷、圪墶上郷
中国地名の変遷 | |
建置 | 南北朝時代 |
使用状況 | 興県 |
南北朝 | 蔚汾県(北斉) |
---|---|
隋 | 臨泉県 |
唐 | 臨津県(624年) 合河県(627年) |
五代 | 合河県 |
北宋/遼 | 合河県 |
南宋/金 | 興州 |
元 | 興州 |
明 | 興県 |
清 | 興県 |
中華民国 | 興県 |
現代 | 興県 |
地理
[編集]山西省西北の丘陵地帯に位置し、地形は全体的に東高西低である。山々が連なり、丘陵が散在し、谷が縦横に走り、断崖絶壁も見られる。主な山には黒茶山、石楼山、石猿山、紫金山などがある。そのうち、黒茶山の標高は2203メートルであり、石楼山の標高は1770メートル、石楼山と川を隔てて向かい合う石猿山の標高は1600メートルである。
天然資源
[編集]県内で確認された鉱物には、石炭、ボーキサイト、鉄鉱石、ケイ素、炭層ガス、グラファイトなど23種類がある。多くの鉱物は品質が優れており、採掘が容易であり、その中でも石炭とボーキサイトは主要な鉱物である。
石炭埋蔵面積は約2000平方キロメートルであり、県全体の63%を占めている。これは河東炭田の重要な構成部分であり、総埋蔵量は4615.4億トン、これまでに確認された埋蔵量は136億トンである。そのうち、地下1000メートル以内に埋蔵されている量は71億トン以上であり、平均発熱量は7874キロカロリー/キログラムであり、高品質の動力用石炭や焼結用石炭に分類される。
ボーキサイトのこれまでに確認された埋蔵量は1.86億トンであり、総埋蔵量は5億トン以上と推計されている。分布面積は254平方キロメートルであり、全国の5つの主要なボーキサイト鉱区の1つである。三酸化二アルミニウムと二酸化ケイ素の平均含有量はそれぞれ64.61%と7.78%であり、アルミニウムシリコン比は5.81〜11.52:1の間にあり、品質は全国の他のボーキサイト鉱区よりも優れている。また、炭層ガスの予測埋蔵量は2000億立方メートルに達する。