駈上

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駈上
駈上の位置(愛知県内)
駈上
駈上
駈上の位置
駈上の位置(名古屋市内)
駈上
駈上
駈上 (名古屋市)
北緯35度6分48.38秒 東経136度56分19.62秒 / 北緯35.1134389度 東経136.9387833度 / 35.1134389; 136.9387833
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
南区
町名制定[1] 1984年(昭和59年)1月15日
面積
 • 合計 0.18149731 km2
人口
2019年(平成31年)4月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 2,509人
 • 密度 14,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
457-0007[WEB 3]
市外局番 052(名古屋MA[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋
駈上町
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 名古屋市
南区
町名制定[1] 1946年昭和21年)11月11日
町名廃止[1] 1984年(昭和59年)1月15日

駈上(かけあげ)は、愛知県名古屋市南区の地名。現行行政地名は駈上一丁目と駈上二丁目[WEB 5]住居表示実施[WEB 5]

地理

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名古屋市南区北東部に位置する[2]。西は菊住一丁目・菊住二丁目、南は鳥栖一丁目、北は瑞穂区に接する[3]

歴史

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当地は地理的には呼続台地と称される台地上であり、耕作不適地であったために江戸時代まで人が住んでいなかったという[4]明治大正に至って、酒造業である「菊の世」や明治煉瓦の工場などが立地するようになり、また、内田牧場が広がるようになった[4]。また、近藤紡績所の所有地があったが、これは1943年昭和18年)に住友電気工業が買収し、運動場や社宅を造成した[4]1950年(昭和25年)に開催された愛知国体の影響や名古屋市電笠寺線の笠寺への延長などにより、当地は宅地へと変貌していったという[4]1968年(昭和43年)には、駈上住宅が設置されている[4]

町名の由来

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呼続町の字欠上(かけうえ)に由来する[4]

沿革

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  • 1946年昭和21年)11月11日 - 南区呼続町の一部により、同区駈上町が成立する[1]
  • 1984年(昭和59年)1月15日 - 南区駈上一丁目が同区駈上町・新郊通外山町・瑞穂区洲山町の各一部により、南区駈上二丁目が駈上町・新郊通・外山町・宮崎通の各一部によりそれぞれ成立する[1]。また、南区駈上町は駈上一丁目・駈上二丁目および外山一丁目にそれぞれ編入され消滅[1]

町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
駈上町 1946年11月11日 呼続町
駈上一丁目 1984年1月15日 駈上町
新郊通
外山町
洲山町
駈上二丁目 駈上町
新郊通
外山町
宮崎通
外山一丁目 駈上町

世帯数と人口

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2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

丁目 世帯数 人口
駈上一丁目 840世帯 1,621人
駈上二丁目 393世帯 888人
1,233世帯 2,509人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 2,332人 [WEB 6]
2000年(平成12年) 2,345人 [WEB 7]
2005年(平成17年) 2,196人 [WEB 8]
2010年(平成22年) 2,508人 [WEB 9]
2015年(平成27年) 2,553人 [WEB 10]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 893世帯[WEB 6]
2000年(平成12年) 932世帯[WEB 11]
2005年(平成17年) 949世帯[WEB 12]
2010年(平成22年) 1145世帯[WEB 13]
2015年(平成27年) 1191世帯[WEB 14]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 15]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 16]

丁目 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
駈上一丁目 全域 名古屋市立菊住小学校 名古屋市立桜田中学校 尾張学区
駈上二丁目 全域

施設

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駈上一丁目

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かつては山崎村字釜塚に鎮座していたが1940年(昭和15年)遷座[5]

駈上二丁目

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  • 駈上公園[3]
1981年(昭和56年)4月1日供用開始[WEB 17]
  • コープ野村新瑞橋[3]

交通

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その他

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日本郵便

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脚注

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WEB

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  1. ^ 愛知県名古屋市南区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年10月7日閲覧。
  2. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年4月22日). 2019年4月23日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “南区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年10月7日閲覧。
  6. ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月20日閲覧。
  7. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) 南区” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  8. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月29日). “平成17年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 南区” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  9. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年6月29日). “平成22年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 南区” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  10. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2017年7月7日). “平成27年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口” (XLS). 2017年10月8日閲覧。
  11. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月20日閲覧。
  12. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
  13. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
  14. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
  15. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  16. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  17. ^ 都市公園の名称、位置及び区域並びに供用開始の期日” (2019年5月1日). 2019年11月3日閲覧。
  18. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年4月23日閲覧。

文献

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参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879 
  • 榊原邦彦『名古屋史跡巡り 二 南区史跡巡り』中日出版、2021年10月14日。ISBN 978-4-908454-47-9 

関連項目

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外部リンク

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  • ウィキメディア・コモンズには、駈上に関するカテゴリがあります。