真縫駅

アルセンチエフカ
真縫駅
駅構内
Арсентьевка
地図
所在地 ロシアの旗 ロシア
極東連邦管区サハリン州
北緯47度54分30秒 東経142度29分20秒 / 北緯47.90833度 東経142.48889度 / 47.90833; 142.48889 (アルセンチエフカ
真縫駅
)
駅番号 99260
所属事業者 ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅種別 旅客・貨物駅
駅名変遷 1928年-1946年 : 真縫駅
駅構造 3線
開業年月日 1927年11月20日
乗入路線 2 路線
所属路線 コルサコフ - ノグリキ線
キロ程 158.3 km(コルサコフ港起点)
所属路線 アルセンチエフカ - イリインスク線
キロ程 29 km(イリインスク ユージヌイ起点)
テンプレートを表示

真縫駅(まぬいえき)は、かつて樺太豊栄郡白縫村に存在した鉄道省樺太東線である。

歴史

[編集]
  • 1927年(昭和2年)11月20日 - 樺太鉄道落合駅 - 知取駅間(170.5km)開業により設置。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 樺太鉄道の国有化により、樺太庁鉄道樺太東線の駅となる。
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化にともない、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「アルセンチエフカ」。
  • 1971年 - ソ連の手により当駅と久春内駅間を結ぶ真久線が開通する。

駅名の由来

[編集]

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「マーヌイ」(泳いで渡ることの多い川)、「マ・ヌイ」(豊漁の入江)による[1]

運行状況

[編集]

1944年当時[2]

現在はユジノサハリンスク駅チーハヤ駅トマリ駅発着の1往復、ユジノサハリンスク駅、ノグリキ駅発着の特急1往復のみ停車する。

その他

[編集]

駅周辺

[編集]
  • 真縫山

隣の駅

[編集]
鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
白浦駅 - 真縫駅 - (三浦峠信号場) - 近幌駅
ロシア鉄道
アルセンチエフカ-イリインスク線(日本時代に真久線として計画、ソ連編入後に開通)
アルセンチエフカ駅 - イリインスク=ユージヌイ駅 - イリインスク駅

脚注

[編集]
  1. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.207 - 208
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.60