高久駅
高久駅 | |
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駅舎(2021年10月) | |
たかく Takaku | |
◄黒磯 (4.0 km) (4.2 km) 黒田原► | |
栃木県那須郡那須町大字高久甲字西久保720-4 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線 |
キロ程 | 167.3 km(東京起点) |
電報略号 | タク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 38人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)9月1日[2] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有) |
高久駅(たかくえき)は、栃木県那須郡那須町大字高久甲字西久保にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である[1]。
歴史
[編集]黒磯駅と黒田原駅の間隔が長かったことから、1914年(大正3年)に列車交換用の高久信号場として開設された。地元では十数年にわたり駅昇格の陳情を繰り返し、1964年(昭和39年)9月1日に高久駅となった。駅昇格を祝い、駅前で理髪店を営んでいた女性が「高久駅新築落成の祝歌」を一晩で作り、翌1965年(昭和40年)10月21日の新駅舎完工記念式典で歌われたとともに、待合室に歌詞が掲示されている[3]。
年表
[編集]- 1914年(大正3年)6月25日:鉄道院の高久信号場として開設[2]。
- 1964年(昭和39年)9月1日:駅に昇格し高久駅として開業[2][3]。
- 1965年(昭和40年)10月21日:新駅舎完工記念式典を開催[3]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:無人化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[2]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。下りホーム(1番線)上に駅舎と待合室があり駅西側の出入口へと続いている。上りホーム(2番線)にも簡易的な待合室があるほか、駅東側構外へ続く階段もある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■東北本線 | 下り | 白河・郡山・福島方面 |
2 | 上り | 黒磯・宇都宮・上野方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 待合室(2021年10月)
- ホーム(2021年10月)
利用状況
[編集]栃木県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 一日平均乗車人員 |
2008 | 36 |
2009 | 38 |
2010 | 44 |
2011 | 38 |
駅周辺
[編集]- 栃木県道211号豊原高久線(駅前の道路)
- 那須チサンカントリークラブ
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 13号 仙台駅・船岡駅・松島海岸駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月4日、20頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、397頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 「町のJR駅シリーズVol.1 高久駅の歴史に触れて」(PDF)『広報那須』第713号、2019年1月、8 - 9頁、2019年3月27日閲覧。
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(高久駅):JR東日本