GOLD (玉置浩二のアルバム)
『GOLD』 | |||||
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玉置浩二 の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | TNCスタジオ BS&Tスタジオ カリントプラネットスタジオ スタジオライト ソニー・ミュージックスタジオ東京 ビクタースタジオ サウンドインスタジオ | ||||
ジャンル | ロック ポップス AOR | ||||
時間 | |||||
レーベル | スティーズラボミュージック / SALTMODERATE | ||||
プロデュース | 玉置浩二 | ||||
チャート最高順位 | |||||
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玉置浩二 アルバム 年表 | |||||
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EANコード | |||||
EAN一覧
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玉置浩二関連のアルバム 年表 | |||||
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『GOLD』収録のシングル | |||||
『GOLD』(ゴールド)は、日本のミュージシャンである玉置浩二の13枚目のオリジナル・アルバム。
2014年3月9日にスティーズラボミュージックの「SALTMODERATE」レーベルからリリースされた。玉置のソロオリジナル・アルバムとしては『惑星』(2007年)以来約6年半振り、安全地帯の作品を含めると『安全地帯XIV〜The Saltmoderate Show〜』(2013年)以来約1年振りとなる作品である。作詞は玉置および須藤晃、作曲は玉置および沖仁、松田真人、プロデューサーは玉置が担当している。
レコーディングは日本国内で行われた。玉置が他のミュージシャンと共作した曲が収録されている他、須藤の子息であるトオミヨウが編曲で参加、金子マリや美勇士、平岡恵子といった歌手の参加以外にもギタリストの押尾コータローや『安全地帯VIII〜太陽』(1991年)以来の参加となるキーボディストのBANANAなど様々なミュージシャンとのコラボレーションを行っている事を特徴としている。
本作の前にリリースされたシングルの内「純情」(2013年)は収録されず、玉置自身も出演した日本テレビ系土曜ドラマ『東京バンドワゴン』(2013年)のエンディングテーマ「サーチライト」が先行シングルとして収録されている。
オリコンチャートでは最高位28位となった。
本作以降に玉置はソロアルバムをリリースしていないため、本作が最後のオリジナル・アルバムとなっている。
背景
[編集]安全地帯の14thアルバム『安全地帯XIV〜The Saltmoderate Show〜』(2013年)のリリース後、同年3月24日のよこすか芸術劇場から6月16日のフェスティバルホールまで「30th Anniversary Concert Tour Encore "The Saltmoderate Show"」と題したデビュー30周年記念コンサートツアーを開催、10都市全14公演が行われた[1]。同公演の内、4月26日から3日間連続公演となった渋谷公会堂での模様を収録したライブDVDおよびBlu-ray Disc『30th Anniversary Concert Tour Encore “The Saltmoderate Show”』が9月25日にリリースされた[2]。
同年10月12日から12月14日にかけて放送された日本テレビ系土曜ドラマ『東京バンドワゴン』に玉置が出演、連続ドラマへの出演は日本テレビ系テレビドラマ『あいのうた』(2005年)以来およそ8年振りとなった[3][4]。本ドラマでの出演に関して、玉置は出演オファーを7回断ったが、プロデューサーと実際に会って話したところ意気投合し出演を快諾する事となった[5]。またドラマにて共演したKAT-TUNの亀梨和也と共にスペシャルユニット「堀田家BAND」を結成し、オープニングテーマとして使用された「サヨナラ☆ありがとう」が11月6日にリリースされ[6]、初週8.2万枚を売り上げ11月18日付けのオリコンチャートランキングにて1位を獲得、玉置としては安全地帯のシングル「悲しみにさよなら」(1985年)以来28年2ヶ月振りとなる1位獲得となった[7]。11月10日には「堀田家BAND」として某大学の学園祭に飛び込み参加し演奏を行った[8]。
リリース、プロモーション
[編集]2014年3月9日にスティーズラボミュージックの「SALTMODERATE」レーベルよりコンパクトディスクにてリリースされた。初回限定盤として、シングル「純情」(2013年)のPVおよび「サーチライト」(2013年)のPVのアナザーバージョン、撮影時のオフショットを収録したDVDが付属した2枚組でリリースされた[9]。
リリースに伴い、3月15日放送のNHK総合音楽番組『SONGS』(2007年 - )に約1年振りに出演し、東日本大震災の被災地を訪問し「田園」(1996年)を演奏した他、本作収録曲の「いつの日も」を演奏した[9]。4月2日にはファンハウス在籍時の作品も含めたPV集がリリースされた[10][11][12]。
2018年8月15日にはBlu-spec CD2、紙ジャケット仕様でソニー・ミュージックダイレクトのGT musicレーベルより再リリースされた[13][14]。
ツアー
[編集]本作を受けてのコンサートツアー「GOLD TOUR 2014」は、同年3月21日の三郷市文化会館から5月31日の渋谷公会堂まで20都市全23公演に及んで開催された[15]。
ツアー初日となる3月21日の三郷市文化会館公演では、本作収録曲を中心に玉置のソロ作品から満遍なく選曲され、TBS系テレビドラマ『キツイ奴ら』(1989年)の主題歌「キ・ツ・イ」(1989年)の他、ビートたけしに提供した「嘲笑」(1993年)やV6に提供した「愛なんだ」(1997年)なども演奏され、さらにコーラスとして参加していた平岡恵子が桃乃未琴名義の時代に提供した「大切なコト」(2000年)では平岡との共演を行った[16]。さらに玉置の呼びかけによってコーラスおよびギターとして参加した桑名正博の子息である美勇士との共演で「サヨナラ☆ありがとう」が演奏された他、尾崎豊の「I LOVE YOU」(1983年)のカバーや東日本大震災以降に封印していた「田園」の2番の一部歌詞を解禁して歌唱した[16]。
7月27日には5月23日に行われた松戸森のホール21の模様がWOWOWにて放送され、同公演では「田園」や「キ・ツ・イ」、「サヨナラ☆ありがとう」が演奏された[17]。
2015年6月10日には5月23日に行われた松戸森のホール21公演の模様を収録したライブDVD『GOLD TOUR 2014」が2枚組でリリースされ、2枚目のディスクには1994年7月19日、20日にグランドプリンスホテル新高輪内の宴会場「飛天」にて行われた「MID-SUMMER CONCERT IN HITEN '94 玉置浩二 LOVE~昨日から明日まで~」と題した二夜限定のスペシャルライブとインタビュー映像で構成され当時WOWOWにて放送された特別番組の内容がそのまま収録された[18]。
批評
[編集]専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 肯定的[19] |
TOWER RECORDS ONLINE | 肯定的[20] |
- 音楽情報サイト『CDジャーナル』では、1曲目の「それ以外に何がある」に関して「豪華なオーケストレーションに甘いヴォーカルが浮かび上がる」と評した他、最終曲である「GOLD」によって「感動の幕を下ろす」と肯定的に評価した[19]。
- 音楽情報サイト『TOWER RECORDS ONLINE』では、「素敵なコラボレーションも実現した一枚」と肯定的に評価した[20]。
収録曲
[編集]CD
[編集]全作詞・作曲: 玉置浩二(特記除く)、全編曲: トオミヨウ、玉置浩二(特記除く)。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「それ以外に何がある」(ストリングス・アレンジ:星勝) | |
2. | 「いつの日も」 | |
3. | 「サーチライト」(作詞:玉置浩二、須藤晃/編曲:トオミヨウ) | |
4. | 「セコンド」 | |
5. | 「かくれんぼ featuring.金子マリ」(作詞:玉置浩二、須藤晃) | |
6. | 「TOUCH」 | |
7. | 「 | |
8. | 「泣くなひまわり」 | |
9. | 「屋根の下のsmile」(作曲:玉置浩二、沖仁/編曲:玉置浩二/ストリングス・アレンジ:トオミヨウ) | |
10. | 「GOLD」(作詞:玉置浩二、須藤晃/作曲:玉置浩二、松田真人/編曲:松本晃彦、KAE.M.BLACK、玉置浩二) | |
合計時間: |
DVD
[編集]- 純情 (Music Video)
- サーチライト(Music Video/アナザーバージョン)
- Making of「サーチライト」 (Music Video)
スタッフ・クレジット
[編集]参加ミュージシャン
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スタッフ
[編集]- 玉置浩二 - プロデューサー
- 高松明治 - ミキシング・エンジニア、レコーディング・エンジニア
- トム・コイン(スターリング・サウンド) - マスタリング・エンジニア
- 須藤晃(カリントファクトリー) - サウンド・メーキング・コーパレーター
- 松井寿成 - サウンド・メーキング・コーパレーター
- 樫本大輔 (Clockwise) - サウンド・メーキング・コーパレーター
- レスリー・キー(スーパー・ソニック) - 写真撮影
- エンライトメント - ジャケット・デザイナー
- 加藤亮(デジタルデザンワークス) - ジャケット・デザイナー
- 八田雅美(ソニー・ミュージックコミュニケーションズ) - プロダクト・コーディネーション
- 横田勝広 (YKP) - スタイリスト
- 齋藤将志 - ヘアー・メイク
- AZUMA(スーパー・ソニック)- ヘアー
- 池田健司(日本テレビ) - スペシャル・サンクス
- 原藤一輝(ジェイ・ストーム) - スペシャル・サンクス
- 木下華 (Clockwise) - スペシャル・サンクス
- 馬場俊行 (S.E.N.S. COMPANY) - スペシャル・サンクス
- 橘豊 (Wild Orange Artists) - スペシャル・サンクス
- 坂井和真 (PARADOX) - スペシャル・サンクス
- 萩原義仁 (Itoh Company) - スペシャル・サンクス
- 小幡美由紀 (KOTARO music office) - スペシャル・サンクス
- 是澤泰志 (TONE) - スペシャル・サンクス
- 花田由美(ソニー・ミュージックコミュニケーションズ) - スペシャル・サンクス
- 宮下隆宏(ハーヴェストロードハウス) - スペシャル・サンクス
- 工藤佳永(カリントファクトリー) - スペシャル・サンクス
- 中西昌子(スターリング・サウンド) - スペシャル・サンクス
- 落合雪恵 - スペシャル・サンクス
- 木村ハルヨ - スペシャル・サンクス
- 居倉健 - スペシャル・サンクス
- 原田知幸 - スペシャル・サンクス
- 樋口あゆみ - スペシャル・サンクス
- 大平兼太郎(ヒルトン東京) - スペシャル・サンクス
- 福岡司(クロサワ楽器) - スペシャル・サンクス
- 深野真(フリーダムカスタムギターリサーチ) - スペシャル・サンクス
- フェイスミュージック - スペシャル・サンクス
- 山下昭和 (Great Dane) - アーティスト・マネージャー
- 寺本佳世(スティーズラボミュージック) - A&R
- 大森はるみ、西尾さなえ(スティーズラボミュージック) - A&Rデスク
- 礒合健(ソニー・ミュージックディストリビューション) - セールス・プロモーション
- 玉置工子 (Great Dane) - ゼネラルマネージャー
- 高木伸二(スティーズラボミュージック) - エグゼクティブ・プロデューサー
リリース履歴
[編集]No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
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1 | 2014年3月9日 | スティーズラボミュージック / SALTMODERATE | CD+DVD CD | ZMCL-7~8(初回盤) ZMCL-9(通常盤) | 28位 | 初回限定盤のみDVD付属 |
2 | 2018年8月15日 | GT music | Blu-spec CD2 | MHCL-30531 | - | 紙ジャケット仕様 |
脚注
[編集]- ^ “安全地帯 -安全地帯30th Anniversary Concert Tour Encore "The Saltmoderate Show"”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2020年7月24日閲覧。
- ^ “安全地帯、デビュー30周年記念の渋公コンサートが映像化”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2013年9月25日). 2020年7月24日閲覧。
- ^ “玉置浩二が8年ぶり連ドラ出演 主演・亀梨和也と親子役熱演”. オリコンニュース. オリコン (2013年8月29日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “「生きている足跡残す」玉置浩二、亀梨主演ドラマで父親役”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2013年8月29日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “玉置浩二、8年ぶり連ドラは「7回断った」”. オリコンニュース. オリコン (2013年9月22日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “KAT-TUN亀梨&玉置浩二が親子バンド結成、主題歌CD発売”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2013年9月26日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “【オリコン】亀梨&玉置ユニット“堀田家BAND”が首位”. オリコンニュース. オリコン (2013年11月12日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “亀梨&玉置のユニット「堀田家BAND」、11・10に学園祭でライブ実施”. オリコンニュース. オリコン (2013年11月6日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ a b “玉置浩二、新作「GOLD」引っさげ被災地で「田園」熱唱”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2014年3月14日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “玉置浩二、シングルビデオクリップ集登場”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2014年3月31日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “玉置浩二のソニーミュージック&ファンハウス時代をまとめた初MV集が発売”. CDジャーナル. 音楽出版 (2014年3月31日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “玉置浩二ソロPV集、安全地帯アジアツアーDVD同時発売”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2014年4月2日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ mio (2018年5月24日). “玉置浩二 オリジナルアルバム 紙ジャケットコレクション発売” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2019年9月7日閲覧。
- ^ “玉置浩二のソロアルバム13作品を紙ジャケ再発”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年8月15日). 2019年2月3日閲覧。
- ^ “玉置浩二 -玉置浩二 GOLD TOUR 2014”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2020年7月25日閲覧。
- ^ a b “【ライブレポート】玉置浩二、尾崎豊を歌う”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2014年3月22日). 2020-0-25閲覧。
- ^ “玉置浩二、ニューアルバム『GOLD』を含めたオール・タイム・ベストなライブ<GOLD TOUR 2014>を放送”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2014年5月23日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ “玉置浩二、20年の時を横断するライブ映像集”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2015年6月10日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ a b “玉置浩二 / GOLD [紙ジャケット仕様] [Blu-spec CD2] [限定]”. CDジャーナル. 音楽出版. 2020年7月24日閲覧。
- ^ a b JMD (2013年1月10日). “玉置浩二/GOLD [CD+DVD]<初回生産限定盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2020年7月25日閲覧。
外部リンク
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