鳥取短期大学
鳥取短期大学 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1971年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人藤田学院 |
本部所在地 | 鳥取県倉吉市福庭854 |
学部 | 地域コミュニケーション学科 生活学科 情報・経営専攻 住居・デザイン専攻 食物栄養専攻 幼児教育保育学科[注 1] |
研究科 | 国際文化専攻 経営情報専攻 住居・デザイン専攻 食物栄養専攻 幼児教育専攻[注 2] |
ウェブサイト | http://www.cygnus.ac.jp/ |
鳥取短期大学(とっとりたんきだいがく、英語: Tottori College)は、鳥取県倉吉市福庭854に本部を置く私立短期大学。1971年開学。略称は鳥短(とりたん)。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 学校法人藤田学院が運営する私立短期大学である。開学当初は鳥取女子短期大学(設置者:学校法人鳥取女子短期大学)として女子学生を対象とした短期大学だったが、2001年の開学30周年を期に男女共学へ移行し、あわせて大学名を現在の鳥取短期大学へ改める。現在、鳥取県唯一の短期大学となっている。学科体制は2学科と1学科3専攻となっている。
教育および研究
[編集]学風および特色
[編集]- 鳥取県内唯一の短期大学となっている。
- 地元地域に密着した活動も活発で、行政・企業・個人などが加入する「鳥取看護大学・鳥取短期大学と地域の発展を推進する会」という組織が存在する。
- 少人数の学生数を生かし、アットホームな雰囲気の中で教育を行う姿勢を掲げている。
沿革
[編集]- 1971年
- 1973年
- 1976年
- 1977年
- 1979年
- 1985年
- 1991年
- 1992年
- 1994年
- 1996年
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 2000年
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 地域交流センターを開設。
- 2010年
- 2014年
- 2019年
- 2022年
- 2024年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 鳥取県倉吉市福庭854
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- 鳥取短期大学の学章は、星座シグナス(白鳥座)からデザインされたものである[注 16]。開学時に、天文学者である荒木俊馬(京都産業大学初代学長、京都大学名誉教授)より寄贈された。
- マスコットキャラクターは、2001年の男女共学移行時に採用された「とりたん」となっている。このマスコットキャラクターは全国で公募され、大学の隣町である北栄町出身の青山剛昌(漫画家)によって選定された。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 地域コミュニケーション学科 入学定員40名
- 生活学科
- 幼児教育保育学科 入学定員140名[54]
学科の変遷
[編集]- 英語科→英語学科→国際文化交流学科→地域コミュニケーション学科
- 家政科→家政学科→生活学科
- 家政学専攻→生活科学専攻 入学定員80名[注釈 4]
- 住居・デザイン専攻
- 食物栄養専攻
- 幼児教育科→幼児教育学科→幼児教育保育学科
- 日本文化学科 入学定員50名[注釈 4]
専攻科
[編集]昼間部2年制の課程
昼間部1年制の課程
過去にあった専攻科
[編集]別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]受験資格
附属機関
[編集]研究
[編集]- 渡部 容子, 鳥取女子短期大学『高等学校工業科教員の養成・採用・研修に関する実証並びに比較研究』[59]
- 鳥取女子短期大学北東アジア文化総合研究所/編『韓国江原道の歴史と文化』[60]
- 『鳥取女子短期大学研究紀要』[61]
- 『鳥取短期大学研究紀要』[62]
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]- 鳥取短期大学のクラブ活動
学園祭
[編集]- 鳥取短期大学の学園祭は「シグナス祭」と呼ばれ毎年、概ね10月に行なわれている。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 同窓会組織「白鳥会」がある。
大学関係者一覧
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教員
[編集]- 村松英子:女優、元英文科教授(客員教授の後、専任へ)
- 南部忠平:元学長、元陸上競技選手、1932年ロサンゼルスオリンピック金メダリスト
- 佐々木倫生:元学長、元京都女子大学学長、哲学者
- 山田修平:前学長、学校法人藤田学院理事長、経済学者
- 國本真吾:幼児教育保育学科教授、教育学者
OB・OG
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- 2015年度、法人内に鳥取看護大学が設置され、キャンパスも共有している。
- A館:講義室やピアノ室、教員研究室や各種実習室、シグナスキッチンがある。
- B館:講義室がある。
- C館:1~2階に図書館3階に教員研究室がある。
- D館:入試広報課、教員研究室などがある。
- 給食管理実習棟:生活学科食物栄養専攻が集団給食の実習を行うための施設。
- シグナスホール:大講義室、体育館、アリーナがある。
- クラブハウス
- 交流センター:学生会館跡地に2021年4月に設置。1階にはシグナスファミリー(コンビニ、ファミリーマートの商品が並んでいる)、グローカルセンター、保健室、2階には中講義室、ラーニングコモンズ、3階には学びスペースひだまり、キャリア支援課、大会議室がある
- 学生駐車場
- とりたんプラザ
- グラウンド
- 学生寮:「シグナス寮」と称する。入寮は女子学生のみを対象とする。かつては、現在の鳥取看護大学棟の位置に存在したが、鳥取看護大学設置に伴い取り壊され、2015年に倉吉駅前に新たに建設された。
対外関係
[編集]地方自治体との協定
[編集]- 鳥取県立図書館・倉吉市立図書館と協定を結んでいる。
- 2013年、鳥取県と設置法人の間で保育士養成に関する協定を結んでいる。
- 2014年、倉吉市と設置法人の間で包括連携協定を結んでいる。
- 2016年、鳥取県と設置法人の間で包括連携協定を結んでいる。
他大学との協定
[編集]単位互換制度
[編集]関係校
[編集]- 1984年、釧路短期大学と姉妹校の協定を結び、相互に交流を行っていた。
- 大学コンソーシアム山陰として、鳥取大学・公立鳥取環境大学・島根大学・島根県立大学短期大学部との交流があった。
- 大学コンソーシアム山陰が解消された後も、山陰地方の他大学とは大学間共同連携事業などにより、共同で事業を行っている。
- 香川短期大学とは、相互評価などでの交流がある。
卒業後の進路について
[編集]就職について(2023年3月実績)
[編集]- 国際文化交流学科:事務職、サービス接遇、営業・販売職は63%、司書職は11%、進学は11%となっている。
- 生活学科
- 情報・経営専攻:事務職、サービス接遇、営業・販売職は70%、情報処理技術は9%、進学者は15%となっている。
- 住居・デザイン専攻:設計・施工は46%、デザイン・インテリアは12%、進学は12%となっている。
- 食物栄養専攻:栄養士として就職する人は67%、調理員は17%、進学は2%となっている。
- 幼児教育保育学科:保育士・幼稚園教諭としての就職は91%となっている。
進学・編入学実績
[編集]関連機関
[編集]- 認定こども園 鳥取短期大学附属こども園(旧附属幼稚園・附属保育園)
- 鳥取県倉吉市にある私立の幼保連携型認定こども園。設置者は、大学と同じ学校法人藤田学院。2010年4月、従来の設置者であった学校法人鳥取短期大学附属幼稚園が解散し、同じ敷地内にある「鳥取短期大学」の設置者である学校法人藤田学院に統合された。「附属幼稚園」の名称であったが、正確には大学の附属学校ではなく、同じ学校法人の傘下の学校である。2011年度、保育所(園)が併置されて幼稚園型の「認定こども園」となったが、2012年度に保育園が認可扱いとなり幼保連携型の認定こども園となった。2015年度より、子ども・子育て支援新制度による幼保連携型認定こども園となった。2016年度より、名称から「幼稚園」「保育園」を外し、制度上の幼保連携型認定こども園の通りに「附属こども園」に改めた。
注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b c 右記資料も参照のこと[4]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 女のみ
- ^ a b 昨年度の資料[25]及び本年度のそれ[26]と其々参照のこと。
- ^ a b 最終募集となった1999年における体制[55][56]。
- ^ a b c d 大学改革支援・学位授与機構
補足
[編集]- ^ ほか学科も参照のこと。
- ^ ほか専攻科も参照のこと。
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 右記資料では昭和36年と誤植あり[1]
- ^ 出典[2][3]
- ^ 昨年度の資料[6]及び本年度のそれ[7]とを見比べた結果から。
- ^ 入学定員を50→100に増員し、なおかつ専攻分離される[8]。昨年度の資料[9]及び本年度のそれ[10]も其々参照のこと。
- ^ 出典[12]。昨年度の資料[13]及び本年度のそれ[14]も其々参照のこと。
- ^ 昨年度の資料[14]及び本年度のそれ[17]も其々参照のこと。
- ^ 出典[19][20]
- ^ 出典[22][23]。
- ^ 出典[27]。うち1回生 390[28]
- ^ 出典[29]。昨年度の資料[31]及び本年度のそれ[32]も其々参照のこと。
- ^ 平成12年度より学生募集を停止[37]。
- ^ 前年まで学生募集されていた福祉専攻の差し替えとして
- ^ 出典[51][52][53]
- ^ 最終募集となった2018年における体制[57]。
- ^ 最終募集となった2002年における体制[41]。
出典
[編集]- ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和46年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (39)より。
- ^ 短期大学教育 (29)より。
- ^ 文部省'71, p. 44.
- ^ 短期大学一覧 昭和47年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和48年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (47)より。
- ^ タ短期大学教育 (30)イトルより。
- ^ 短期大学教育 (31)より。
- ^ 文部省'73, p. 47.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
- ^ 短期大学教育 (33)より。
- ^ a b 短期大学教育 (34)より。
- ^ 文部省'76, p. 52.
- ^ 全国短期大学一覧 昭和55年度より。
- ^ 短期大学教育 (35)より。
- ^ 文部省'77, p. 51.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1979.
- ^ 全国短期大学一覧 昭和55年度より。
- ^ 文部省'85, p. 67.
- ^ 文教協会'1991.
- ^ 文部省高等教育局'1991.
- ^ 文教協会'1992.
- ^ 短期大学教育 (48)より。
- ^ 短期大学教育 (49)より。
- ^ 文部省'92, p. 79-80.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 403.
- ^ a b 文教協会'1994.
- ^ 鳥取女子短期大学'1995.
- ^ 短期大学教育 (50)より。
- ^ 短期大学教育 (51)より。
- ^ 文部省'94, p. 83-84.
- ^ 文教協会'1996.
- ^ 文教協会'1997.
- ^ 文教協会'1998.
- ^ a b c 文教協会'2000.
- ^ 文部省'99, p. 81.
- ^ 文教協会'2001.
- ^ a b 文教協会'2002.
- ^ a b 文教協会'2002, p. 専攻科.
- ^ a b 文教協会'2003.
- ^ 文教協会'2004.
- ^ 文教協会'2005.
- ^ 文教協会'2006.
- ^ 文教協会'2010.
- ^ 文教協会'2014.
- ^ 地域科学研究会'2019.
- ^ 文部科学省高等教育局大学振興課'2022.
- ^ 国際文化交流学科から地域コミュニケーション学科に名称変更
- ^ 倉吉市史より。
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 327.
- ^ 日本私立短期大学協会'2010.10.
- ^ a b c d e f g h i 文部科学省高等教育局大学振興課'2023.
- ^ 旺文社インタラクティブ'1998-09, p. 305.
- ^ 文教協会'1999.
- ^ 地域科学研究会'2018.
- ^ 鳥取女子短期大学'1988.
- ^ 高等学校工業科教員の養成・採用・研修に関する実証並びに比較研究より。
- ^ 韓国江原道の歴史と文化より。
- ^ 鳥取女子短期大学研究紀要【全号まとめ】より。
- ^ 鳥取短期大学研究紀要 = Memoirs of Tottori Collegeより。
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]- 文部省『全国学校総覧 昭和47年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和49年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和53年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1995年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『短期大学一覧 昭和52年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。 {
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和54年度』文部省高等教育局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成3年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成4年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成6年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成8年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成9年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成10年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成11年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成12年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成13年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成16年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成22年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成26年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]- 文部省 高等教育局専門教育課『全国短期大学一覧 平成3年度』文部省高等教育局 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 平成30年度』地域科学研究会 高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和元年度』地域科学研究会高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和4年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和5年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
- 短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編『日本の私立短期大学 平成22年』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
蛍雪時代
[編集]- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑 1999 平成11年入試受験用』旺文社インタラクティブ 。
短期大学入学案内冊子
[編集]- 鳥取女子短期大学/編『College Guide'89』鳥取女子短期大学 。
- 鳥取女子短期大学『TOTTORI WOMEN'S COLLEGE:COLLEGE GUIDE』鳥取女子短期大学 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯35度27分22.3秒 東経133度51分33.9秒 / 北緯35.456194度 東経133.859417度