2017年の相撲

2017年の相撲(2017ねんのすもう)では、2017年平成29年)の相撲関連の出来事についてまとめる。

2016年-2017年-2018年

できごと

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1月

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  • 12日 - 【大相撲】朝日山部屋二所ノ関一門から伊勢ヶ濱一門へ移籍した[1]
  • 13日 - 【大相撲】1月場所6日目で荒鷲が横綱鶴竜から初金星を獲得。初土俵から85場所での初金星獲得は、外国出身者としては史上最スロー記録[2]
  • 14日
    • 【大相撲】1月場所7日目から横綱日馬富士が、右足の負傷のため途中休場。日馬富士の休場は横綱昇進以降では5回目[3]
    • 【大相撲】1月場所7日目で横綱白鵬の横綱としての出場回数が819回となり、北の湖の記録を抜いて歴代単独1位となる[4]
  • 16日 - 【大相撲】春日山親方(元幕内・濱錦)が日本相撲協会を退職[5]
  • 18日 - 【大相撲】1月場所11日目、前日までに5敗を喫していた横綱鶴竜が、2日目の松鳳山戦で左肩と首を痛め、頸椎の筋損傷と左肩鎖関節の脱臼で全治約1か月と診断されたとしてこの日から休場。鶴竜の休場は2016年7月場所以来3場所ぶり、2横綱同時休場となるのは2015年9月場所以来8場所ぶり[6]
  • 19日 - 【大相撲】1月場所12日目、角番の大関琴奨菊が関脇玉鷲に敗れ4勝8敗となり、2場所連続の負け越し、大関在位史上10位タイの32場所で関脇への降格が決定。大関からの降格は、2013年九州場所の琴欧洲以来16人(19例)目[7]
  • 21日 - 【大相撲】1月場所14日目、大関稀勢の里逸ノ城を破り13勝1敗、唯一2敗だった横綱白鵬が貴ノ岩に敗れ11勝3敗となったため、稀勢の里の幕内最高優勝が決定。稀勢の里は初優勝で、大関在位31場所での初優勝は昭和以降では最も遅い。一方横綱白鵬は、横綱昇進後初めて4場所連続で優勝を逃した[8]
  • 23日 - 【大相撲】横綱審議委員会が両国国技館にて開催され、日本相撲協会からの諮問を受け『1月場所で優勝した大関稀勢の里を横綱に昇進させる』件について審議した結果、満場一致で『稀勢の里の横綱昇進を推挙する』ことを決めた[9]
  • 25日
    • 【大相撲】日本相撲協会は3月場所番付編成会議並びに臨時理事会を開催し、横綱審議委員会の答申を踏まえて大関稀勢の里を横綱に昇進させることを承認、これにより第72代横綱稀勢の里が誕生した。日本出身の横綱誕生は19年ぶり[10]
    • 【大相撲】日本相撲協会が3月場所の番付編成会議を行い、1月場所で部屋開設以来の関取在籍記録が途切れた高砂部屋に新十両力士(朝乃山)が誕生し、1場所で関取が復活[11]
  • 26日 - 【大相撲】日本相撲協会は定例理事会を開き、追手風部屋付きの中川親方(元幕内・旭里憲治)が独立し、中川部屋を興すことを承認[12]。中川部屋は2016年10月に閉鎖し、追手風部屋に移籍していた旧春日山部屋所属の力士らを再び転属させる形での発足[12]

2月

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  • 20日 - 春日山の名跡証書引渡しを求める訴訟で和解成立[13]

3月

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  • 16日 - 【大相撲】3月場所5日目から横綱白鵬が、右足の負傷のため途中休場。白鵬の休場は横綱昇進以降では3回目[14]。この影響で既に発表されていた6日目の取組も割り返しが行われ、6番が変更になった[15]
  • 21日 - 【大相撲】3月場所10日目を終えて横綱稀勢の里と関脇髙安が全勝を守ったことで、史上初となる、同部屋力士2人だけが初日から10連勝という状況になった[16]
  • 25日 - 【大相撲】3月場所で10勝を挙げれば大関へ復帰できる関脇琴奨菊が、14日目の取組に敗れて6敗となり、場所後の大関復帰はならなかった[17]
  • 26日 - 【大相撲】3月場所・千秋楽において、2敗の新横綱・稀勢の里が1敗の大関・照ノ富士との直接対決で勝利し、優勝決定戦に持ち込むと、決定戦でも照ノ富士を退け、2場所連続2回目の幕内最高優勝が決定。なお新横綱の優勝は、平成7年初場所の貴乃花以来22年ぶり[18]
  • 30日 - 【大相撲】日本相撲協会の理事会が、バーサンスレン・トゥルボルド(錦戸部屋)と矢後太規(尾車部屋)の幕下15枚目格付出を承認した[19]

4月

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5月

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  • 12日 - 【大相撲】元関脇朝赤龍高砂部屋)が現役を引退し、年寄「錦島」を襲名した[24]
  • 13日 - 【大相撲】1月場所と3月場所の優勝額が、この2場所を連覇した稀勢の里へと贈られた。同一人物の大関時代の額と横綱昇進後の額が同時に贈られるのは、1962年1月場所前の大鵬以来、約55年ぶり[25]
  • 17日 - 【大相撲】5月場所4日目で横綱稀勢の里が平幕の遠藤に敗れ、自身初めての金星を配給した[26]
  • 18日 - 【大相撲】5月場所5日目から横綱鶴竜が、左足の怪我のため途中休場。鶴竜の休場は2場所ぶり6回目[27]
  • 24日 - 【大相撲】5月場所11日目から横綱稀勢の里が、左肩から胸部にかけての怪我で途中休場。稀勢の里の休場は大関時代の2014年1月場所以来で、横綱になってからは初めて[28]
  • 26日 - 【大相撲】5月場所13日目のこの日に36歳0ヶ月の大岩戸の幕下優勝が決定し、幕下優勝の最年長記録(2010年7月場所・十文字の34歳1ヶ月)を更新した[29]
  • 27日 - 【大相撲】5月場所14日目のこの日に、横綱白鵬の、6場所ぶり38回目の優勝が決定した[30]
  • 28日
    • 【大相撲】元幕内の佐田の富士が現役を引退し、年寄「中村」を襲名した[31]
    • 【大相撲】前日に5月場所の幕内最高優勝を決めていた横綱白鵬が千秋楽の取組にも勝ち、自身13度目の全勝優勝となった[32]
  • 31日 - 【大相撲】日本相撲協会は、関脇・高安の大関昇進を議題とした緊急の臨時理事会を開き、全会一致で高安の大関昇進を決定。同日行われた大関昇進伝達式において高安は「大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」と力強く口上を述べた[33]

6月

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7月

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  • 10日 - 【大相撲】幕内豪風の幕内出場回数がこの日で1184回となり、土佐ノ海の記録を超えて学生出身力士の最多記録となった(学生出身でない力士も含めると単独9位)[35]
  • 11日 - 【大相撲】幕内北勝富士がこの日の取組で横綱鶴竜から自身初の金星を獲得した。前相撲から所要15場所は、日本出身力士の最速記録で、外国出身力士を含めると史上2位タイのスピード記録[36]
  • 12日 - 【大相撲】7月場所4日目から横綱鶴竜が右足の怪我のため途中休場。鶴竜の休場は2場所連続となり、次の出場場所では進退を懸けると明言した[37]
  • 14日 - 【大相撲】7月場所6日目から横綱稀勢の里が左足の怪我のため途中休場。稀勢の里の休場は2場所連続[38]
  • 17日 - 【大相撲】幕内宇良がこの日の取組で横綱日馬富士から自身初の金星を獲得した。前相撲から所要15場所は、北勝富士と並んで日本出身力士の最速記録タイで、外国出身力士を含めると史上2位タイのスピード記録[39]
  • 20日 - 【大相撲】横綱白鵬がこの日の取組で関脇玉鷲を破り、通算勝ち星を1047勝とし、歴代1位の大関・魁皇の記録に並ぶ[40]
  • 21日 - 【大相撲】横綱白鵬がこの日の取組で大関高安に勝利。これにより通算勝ち星を1048勝とし、魁皇の記録を抜いて歴代勝利数の単独トップとなる[41]
  • 23日 - 【大相撲】7月場所千秋楽に、横綱白鵬の2場所連続39回目の優勝が決定した[42]

8月

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  • 22日 - 【大相撲】この日の健康診断で三段目の大露羅が体重288kgと計測され、小錦の持っていた歴代最重量の記録を更新した[43]

9月

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  • 8日 - 【大相撲】 9月場所の取組編成会議が開かれ、4横綱のうち、白鵬稀勢の里鶴竜の3人が休場することになった。初日から3横綱が休場するのは、昭和以降では初めて[44]
  • 12日 - 【大相撲】 大関髙安が2日目の玉鷲戦で負傷し、右大腿筋群損傷により3日目から休場した[45]
  • 15日 - 【大相撲】 大関照ノ富士が5日目の松鳳山戦で古傷の左膝を痛めたことにより、左膝半月板損傷の為に6日目から休場した[46]。これにより一場所で3横綱2大関が休場することとなり、1918年(大正7年)5月場所[注 1] 以来の異例の事態となった[46]
  • 17日 - 【大相撲】休場中の大関照ノ富士が再出場しないことが決まり、2場所連続負け越しのため大関から陥落することが決定した[47]
  • 24日
    • 幕内阿武咲の3場所連続2桁勝利がこの日に決定した。新入幕から3場所連続の2桁勝利は1場所15日制定着以降では初めて[48]
    • 9月場所千秋楽に、横綱日馬富士の7場所ぶり9度目の幕内最高優勝が決定した[49]

10月

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11月

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  • 8日 - 【大相撲】横綱鶴竜が11月場所を休場することが、この日までに決まった。鶴竜の休場は4場所連続となった[52]
  • 14日 - 【大相撲】【不祥事】横綱日馬富士が、巡業中の10月26日未明、酒席で貴ノ岩をビール瓶などで殴打、同月29日に貴乃花親方鳥取県警察に被害届を提出していたことが判明。貴ノ岩が11月5日から福岡市内の病院に入院、11月場所初日から休場する事態となっていることから、日本相撲協会が師匠である伊勢ケ浜親方に事情聴取、事実と認める。11月13日、「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間程度」という貴ノ岩の診断書が公表される。同14日より日馬富士は11月場所を休場[53][54]
  • 16日 - 【大相撲】11月場所で10勝を挙げれば大関へ復帰できる関脇照ノ富士が、この日から途中休場した。この日の不戦敗が5敗目となり、翌日以降の割に名前がないため、この場所後の大関復帰の可能性が無くなった[55]
  • 20日 - 【大相撲】横綱稀勢の里が、11月場所9日目にこの場所5個目の金星を配給し、2001年9月場所で武蔵丸が記録した、1場所における金星配給数の史上ワースト記録に並んだ[56]
  • 21日 - 【大相撲】横綱稀勢の里が、11月場所10日目から左足の怪我のため途中休場することが決定した。稀勢の里の休場は4場所連続となった[57]
  • 24日 - 【大相撲】11月場所13日目終了時点で、横綱白鵬の2年ぶり10回目の年間最多勝受賞が確定した[58]
  • 25日 - 【大相撲】11月場所14日目に、横綱白鵬の2場所ぶり40回目の幕内最高優勝が決定した[59]
  • 26日 - 【大相撲】11月場所の千秋楽が行われ、13日目に年間最多勝の受賞が確定していた白鵬の勝ち数が56勝で確定した。年6場所制となった1958年以降では最少の記録となる[60]
  • 29日 - 【大相撲】【不祥事】横綱日馬富士が、貴ノ岩に対する暴行事件についての日本相撲協会および鳥取県警察による聴取を経て、「横綱の責任を感じ」日本相撲協会に引退届を提出、受理され正式に引退[61]

12月

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  • 18日 - 【大相撲】いずれも時津風一門所属の錣山(元関脇・寺尾)、湊(元幕内・湊富士)、立田川(元小結・豊真将)の3親方が、この日の時津風一門会で一門離脱を表明して承認され、一門無所属になった[62]
  • 20日 - 【大相撲】【不祥事】日本相撲協会が、元日馬富士の暴行問題について横綱審議委員会の臨時会合と臨時理事会を開き、元日馬富士の師匠である伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)の理事辞任の承認と、八角理事長(元横綱・北勝海)と横綱白鵬をはじめとする関係者の処分などを決定した。貴乃花親方だけはこの時は処分が見送られた。[63]
  • 26日 - 【大相撲】日本相撲協会が2018年1月場所の番付を発表した。横綱白鵬が横綱在位63場所となり、史上1位の北の湖の記録に並んだ[64]
  • 28日
    • 【大相撲】【不祥事】日本相撲協会が、元日馬富士の暴行問題について臨時理事会を開き、貴乃花親方の理事解任を評議員会へ提案することが決議された[65]
    • 【大相撲】元幕内翔天狼が現役を引退し、年寄「春日山」を襲名した[66]

大相撲

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本場所

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一月場所(初場所)

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両国国技館東京都)を会場に、初日の2017年1月8日から千秋楽の1月22日までの15日間開催された。番付発表は2016年(平成28年)12月26日

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 稀勢の里寛田子ノ浦部屋 茨城県牛久市出身)- 14勝1敗(初優勝)
三賞 殊勲賞 貴ノ岩義司貴乃花部屋 モンゴルの旗 モンゴルウランバートル出身 - 11勝4敗(初受賞)
敢闘賞 髙安晃(田子ノ浦部屋 茨城県土浦市出身) - 11勝4敗(2場所ぶり4回目)
技能賞 御嶽海久司出羽海部屋 長野県木曽郡上松町出身) - 11勝4敗(初受賞)
蒼国来栄吉荒汐部屋 中華人民共和国の旗 中華人民共和国内モンゴル自治区出身) - 12勝3敗(初受賞)
十両優勝 大栄翔勇人追手風部屋 埼玉県朝霞市出身) - 12勝3敗
幕下優勝 石橋広暉高砂部屋 富山県富山市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 武政進之介阿武松部屋 高知県土佐清水市出身) - 7戦全勝
序二段優勝 錦富士隆聖伊勢ヶ濱部屋 青森県十和田市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 若山聡(阿武松部屋 千葉県勝浦市出身) - 6勝1敗

三月場所(春場所、大阪場所)

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大阪府立体育会館大阪府)を会場に、初日の2017年3月12日から千秋楽の3月26日までの15日間開催された。番付発表は2月27日

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 稀勢の里寛(田子ノ浦部屋 茨城県牛久市出身)- 13勝2敗(2場所連続2回目) ※優勝決定戦勝利
三賞 殊勲賞 髙安晃(田子ノ浦部屋 茨城県土浦市出身 - 12勝3敗(14場所ぶり3回目)
敢闘賞 貴景勝光信貴乃花部屋 兵庫県芦屋市出身) - 11勝4敗(初受賞)
技能賞 該当者なし
十両優勝 豊響隆太境川部屋 山口県下関市出身) - 10勝5敗 ※優勝決定戦勝利
幕下優勝 阿炎政虎錣山部屋 埼玉県越谷市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 玉金剛拓磨片男波部屋 茨城県笠間市出身) - 7戦全勝
序二段優勝 若山聡(阿武松部屋 千葉県勝浦市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 一山本大生二所ノ関部屋 北海道岩内郡岩内町出身) - 7戦全勝

五月場所(夏場所)

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両国国技館(東京都)を会場に、初日の2017年5月14日から千秋楽の5月28日までの15日間開催された。番付発表は5月1日

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 白鵬翔宮城野部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身)- 15戦全勝(6場所ぶり38回目)
三賞 殊勲賞 御嶽海久司(出羽海部屋 長野県木曽郡上松町出身) - 8勝7敗(初受賞)
敢闘賞 阿武咲奎也(阿武松部屋 青森県北津軽郡中泊町出身) - 10勝5敗(初受賞)
技能賞 髙安晃(田子ノ浦部屋 茨城県土浦市出身) - 11勝4敗(5場所ぶり2回目)
嘉風雅継尾車部屋 大分県佐伯市出身) - 8勝7敗(9場所ぶり3回目)
十両優勝 錦木徹也伊勢ノ海部屋 岩手県盛岡市出身) - 10勝5敗
幕下優勝 大岩戸義之八角部屋 山形県鶴岡市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 若隆景渥(荒汐部屋 福島県福島市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序二段優勝 美浜海裕太玉ノ井部屋 千葉県千葉市美浜区出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 炎鵬友哉(宮城野部屋 石川県金沢市出身) - 7戦全勝

七月場所(名古屋場所)

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愛知県体育館愛知県)を会場に、初日の2017年7月9日から千秋楽の7月23日までの15日間開催された。番付発表は6月26日

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 白鵬翔(宮城野部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身)- 14勝1敗(2場所連続39回目)
三賞 殊勲賞 御嶽海久司(出羽海部屋 長野県木曽郡上松町出身) - 9勝6敗(2場所連続2回目)
敢闘賞 碧山亘右春日野部屋  ブルガリアヤンボル出身) - 13勝2敗(34場所ぶり2回目)
技能賞 該当者なし
十両優勝 大奄美元規 (追手風部屋 鹿児島県大島郡龍郷町出身) - 11勝4敗 ※優勝決定戦勝利
幕下優勝 矢後太規(尾車部屋 北海道河西郡芽室町出身) - 7戦全勝
三段目優勝 福轟力浩城(荒汐部屋 福島県福島市出身) - 7戦全勝
序二段優勝 炎鵬晃(宮城野部屋 石川県金沢市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 友風勇太(尾車部屋 神奈川県川崎市川崎区出身) - 7戦全勝

九月場所(秋場所)

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両国国技館(東京都)を会場に、初日の2017年9月10日から千秋楽の9月24日までの15日間開催された。番付発表は8月28日

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 日馬富士公平(伊勢ヶ濱部屋 モンゴルの旗 モンゴルゴビ・アルタイ県出身)- 11勝4敗(7場所ぶり9回目)※優勝決定戦勝利
三賞 殊勲賞 貴景勝光信(貴乃花部屋 兵庫県芦屋市出身) - 9勝6敗(初受賞)
敢闘賞 阿武咲奎也(阿武松部屋 青森県北津軽郡中泊町出身) - 10勝5敗(2場所ぶり2回目)
朝乃山英樹(高砂部屋 富山県富山市出身) - 10勝5敗(初受賞)
技能賞 嘉風雅継(尾車部屋 大分県佐伯市出身) - 8勝7敗(2場所ぶり4回目)
十両優勝 阿炎政虎 (錣山部屋部屋 埼玉県越谷市出身) - 10勝5敗 ※優勝決定戦勝利
幕下優勝 鏡桜南二鏡山部屋 モンゴルの旗 モンゴルウブルハンガイ県出身) - 7戦全勝
三段目優勝 炎鵬晃(宮城野部屋 石川県金沢市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序二段優勝 鳴滝翔月(伊勢ノ海部屋 京都府京都市右京区出身) - 7戦全勝
序ノ口優勝 庄司向志武蔵川部屋 秋田県仙北郡美郷町出身) - 7戦全勝

十一月場所(九州場所)

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福岡国際センター福岡県)を会場に、初日の2017年11月12日から千秋楽の11月26日までの15日間開催された。番付発表は10月30日

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 白鵬翔(宮城野部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身)- 14勝1敗(2場所ぶり40回目)
三賞 殊勲賞 貴景勝光信(貴乃花部屋 兵庫県芦屋市出身) - 9勝6敗(2場所連続2回目)
敢闘賞 隠岐の海歩(八角部屋 島根県隠岐郡隠岐の島町出身) - 11勝4敗(29場所ぶり3回目)
安美錦竜児(伊勢ヶ濱部屋 青森県西津軽郡深浦町出身) - 8勝7敗(103場所ぶり2回目)
技能賞 北勝富士大輝(八角部屋 埼玉県所沢市出身) - 11勝4敗(初受賞)
十両優勝 蒼国来栄吉(荒汐部屋 中華人民共和国の旗 中華人民共和国内モンゴル自治区出身) - 14勝1敗
幕下優勝 栃飛龍幸也(春日野部屋 静岡県三島市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 友風勇太(尾車部屋 神奈川県川崎市川崎区出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序二段優勝 庄司向志(武蔵川部屋 秋田県仙北郡美郷町出身) - 7戦全勝
序ノ口優勝 琴誠剛匡騎佐渡ヶ嶽部屋 福岡県北九州市八幡区出身) - 7戦全勝

巡業

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春巡業

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夏巡業

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秋巡業

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冬巡業

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トーナメント大会

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その他

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昇進

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受賞

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新弟子検査合格者

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四股名が太字の者は現役力士。最高位は引退力士のみ記載。
場所 人数 主な合格者 四股名 最高位 最終場所 備考
1月場所 8人[145] 山本大生 一山本大生 (現役) 年齢制限緩和。
川上竜虎 竜虎川上 西十両12枚目 2021年9月場所[146]
3月場所 56人[147] 中村友哉 炎鵬友哉 (現役)
大波渥 若隆景渥 (現役) 三段目最下位格付出。
村田亮 朝志雄亮賀 (現役) 三段目最下位格付出。
バーサンスレン・トゥルボルド 水戸龍聖之 (現役) 幕下15枚目格付出。興行ビザ取得待ちのため初土俵は5月場所。
5月場所 6人[148] 矢後太規 矢後太規 (現役) 幕下15枚目格付出。
南友太 友風想大 (現役)
7月場所 4人[149]
9月場所 7人[150]
11月場所 10人[151] 手計富士紀 琴勝峰吉成 (現役)
塚原隆明 栃大海雄 (現役)
スガラクチャー・ビャンバスレン 豊昇龍智勝 (現役) 興行ビザ取得待ちのため初土俵は2018年1月場所。

引退

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場所 人数 主な引退力士 最高位 初土俵 備考
1月場所 16人[152] 飛翔富士廣樹 十両13枚目 2005年3月場所
3月場所 8人[153]
5月場所 18人[154] 朝赤龍太郎 関脇 2000年1月場所 年寄「錦島」襲名
佐田の富士哲博 前頭2枚目 2003年1月場所 年寄「中村」襲名
7月場所 7人[155]
9月場所 15人[156] 若乃島史也 十両7枚目 2000年3月場所
力真樹 十両10枚目 2011年5月技量審査場所
出羽鳳太一 十両10枚目 2004年3月場所
11月場所 9人[157] 日馬富士公平 第70代横綱 2001年1月場所

断髪式

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アマチュア相撲

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国内大会

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死去

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脚注

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注釈

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  1. ^ この時は横綱の2代目西ノ海嘉治郎大錦卯一郎並びに大関の伊勢ノ濱慶太郎が全休、横綱の鳳谷五郎と大関の九州山十郎が途中休場した。

出典

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  1. ^ “朝日山親方が二所一門離脱、伊勢ケ浜一門に移籍”. 日刊スポーツ. (2017年1月12日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1764423.html 2017年1月17日閲覧。 
  2. ^ “荒鷲が鶴竜倒し初金星 外国出身では最遅記録”. 日刊スポーツ. (2017年1月13日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1764872.html 2017年1月17日閲覧。 
  3. ^ “日馬富士が右太もも裏肉離れで休場 全治1カ月”. 日刊スポーツ. (2017年1月14日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1765027.html 2017年1月17日閲覧。 
  4. ^ “白鵬、稀勢の里が7連勝、かど番琴奨菊5敗 初場所”. 日刊スポーツ. (2017年1月14日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1765272.html 2017年1月17日閲覧。 
  5. ^ “春日山親方が退職、年寄名跡証書を期限に提出できず”. 日刊スポーツ. (2017年1月16日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1765983.html 2017年1月17日閲覧。 
  6. ^ “休場の鶴竜「心身ともに弱った状態」…井筒親方”. 読売新聞. (2017年1月20日). https://web.archive.org/web/20170119061328/http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20170118-OYT1T50103.html 2017年1月21日閲覧。 
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外部リンク

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